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2021年9月 8日 (水)

脳の検査のお願い

2年前の2019年9月8日は日曜日、晴れて33℃の日、台風が接近しているため少し早い午後2時45分頃、施設に行きました。

ちょうどおやつの準備をしている時間で、母はいつもの場所にいましたが、おやつまで面会室で日光浴をすることにしました。

暫く面会室の窓辺にいると、母が「暖かくなった」と言うので、おやつを食べにフロアに戻りました。

この日も話をする声に元気が無く、感情の起伏が無いような表情をしていて「ご飯を食べたかどうか覚えていない」と言っていました。

便通は「いっぱい出た」とか「今日のおやつはおいしかった」など、はっきり覚えていることもありました。

「最後に先生が手を振ってくれたね」と、前日の病院でのことを私が言うと、母は覚えているのか笑っていました。

また、曾孫の動画を見せると「カワイイね」と笑顔で言ってくれました。

会話は普通にできますが小さな声で話し、記憶が怪しいというのは数日前から変わりありませんでした。

このような症状が気になってネットで調べてみると、一つの病名が目を引きました。

それは『慢性硬膜下血腫』というものですが、このころの母の状況がこの病気の代表的な症状と良く似ていたからです。

7月の入院時に母がベッドに頭をぶつけて瘤を作ったことがあり、ケガから4~6週間という発症の時期もピッタリでした。

そのため、施設に脳外科の受診を希望する手紙を書きました。

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