「顔馴染みですか?」
2年前の2019年9月6日は金曜日、晴れて33℃、午後4時5分頃に施設に面会に行くと母はいつもの場所にいました。
居眠りはしていないで起きていましたが、やはり状況が把握できていないような表情をしていました。
職員さんによると、ふりかけご飯で5割ほど、おかずは2割ほどは食べていたとのことでした。
面会室に移動して、いつものように日光浴をしながら話をすると、母は「ふりかけご飯がおいしかった」と言いました。
半分しか食べなかったことに関しては「あれくらいでいい」と、食欲はまだ今一つのようでした。
それよりも気になったのが、時間と場所をはっきり認識できていないことでした。
前日の夕方もベッドで横になりながら「ここ、どこ?」と言っていました。
病院にストレッチャーで行ったこともあって、入院したのだと勘違いしているのかと思いましたが、施設の記憶も薄れているようです。
部屋で話をしていると、同室の入所者が現れて私と話をした後、母が「顔馴染みですか?」と訊いてきたのには驚きました。
母が入所以来ずっと同じ部屋で過ごしている人ですから、知らないはずはありません。
それでも、曾孫の写真を見せて先日一緒に遊んだことを説明すると「のり巻き食べて、おいしかった」と、その時のことを思い出しました。
心配は尽きませんでしたが、少しずつ食べられるようになってきたようなので、元気を取り戻せるといいなと思いました。
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