どことなく他人行儀
2年前の2019年9月14日は土曜日、曇りで25℃の日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。
この日は外も涼しいので、室内のエアコンも止まっているのか少し暑いくらいでしたが、母はいつもの場所で厚手のカーディガンを着ていました。
「あったかい」と母は言っていて日光浴の必要はなさそうでしたが、面会室に行って話をすることにしました。
曇り空を見ながら話を始めると、この日も声に元気はありませんでしたが、意識はかなりはっきりしてきたように感じました。
また、「ふりかけご飯はおいしい」と嬉しそうに言いながら、しっかりと食べているようでした。
この日は特別なことは何もなく、新しく履いた靴について触れてくれた職員さんがいたそうで、履き心地は「いいですよ」と言ってくれました。
外を見ているうちに明るくなってきて、「ここに来ると温まる」と笑顔で言いました。
部屋に戻って着替えの際に背中を見ると汗をかいていたので拭いてあげると「真ん中が気持ちいい」と、喜んでくれました。
その後に頭もゴシゴシ擦ってあげると、「気持ちいい」と言いながらも「力が強いですねぇ」と、どことなく他人行儀な感じでした。
また、「パジャマ洗って来たよ」と言うと、「すみませんね」とこちらも他人行儀な雰囲気で。
最後に「大分調子良くなってきたね」と母に言うと、「そうみたいだね」と、本人も少しずつ回復している自覚があるようでした。
声の元気は今一つでも普通に話ができて笑いも出ますが、感情の起伏が無くどこか落ち込んでいるような感じの母でした。
« 「良く膝が上がる」 | トップページ | 「何にもしてないのにねぇ」 »
コメント