「少し顔が変わったね」
2年前の2019年8月22日は木曜日、母の体調が不安なため面会前に施設に電話して、看護師さんに抗うつ剤の相談をしました。
母は前年の施設の入所時には抗うつ剤を服用していて、効果があったように思えるのでお願いをしてみました。
施設での生活や食事についてはこちらではどうしようもない部分もあるので、精神的な不調だけでもどうにかしたいと思いました。
この日は曇り空の中、午後4時10分頃面会に行くと母はいつもの場所にいました。
エアコンが効いていましたが寒くはないと言っていて、食事もいくらか食べたということでした。
ただ、木曜日は入浴のある日でしたが「今日は止めておいたら」と言われたので、入浴はしなかったそうでした。
先日ネットで見つけた五木ひろしが表紙の歌謡曲の雑誌が手に入ったので、面会室で見せてあげました。
太陽が少し顔を出したので日光浴をしながら、母は興味深そうにページをめくっていました。
「少し顔が変わったね」と五木ひろしのことを言いながら、私が思っていたよりも喜んで見てくれてホッとしました。
その後の着替えの際には、ベッドに移ろうとしていつものようには立てず、車椅子に座ったまま着替えをすることになりました。
あまり食べていないことと前日にはリハビリを見学したことで、足腰が弱ってきているようで心配でした。
「枕元にあったはずのカセットが無くなった」と意味不明な発言もあり、元気がないので認知の方も少し不安になって来ました。
2019年8月22日
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