「暖かい、気持ちいい」
2年前の2019年8月31日は土曜日、晴れて30℃の中、午後4時5分頃施設に面会に行きました。
母はいつもの位置にいて「おやつにあんこを食べた」と、明るい表情で教えてくれました。
面会室に移動して、いつものように日光浴をしながら話をすることにしました。
この日はリハビリがあったとのことですが「思ったようには動けなかった」と、残念そうに言いました。
加齢による衰えは仕方ありませんが、このところ食事を食べられない時もあるので、自分が思うほど力が出ないのが歯痒いようでした。
また、このころお気に入りのチョコレートを、この日も美味しいと言いながら食べてくれました。
暫く窓辺で日に当たりながら話していると「暖かい、気持ちいい」と、何度も繰り返していました。
その後の着替えのためのベッドへの移動は、やはり身体の動きが今一つで息切れもして、いつも以上に時間がかかりました。
日光浴をしたからか背中が汗ばんでいたので、タオルで拭いてあげると「力強くて気持ちいい」と喜んでくれました。
むくみはそれほど目立たず、本人も息苦しさは感じないようでしたが、動くと息切れして体力の低下は明らかに思えました。
少しでも多く食べて欲しいので「お粥はいいから、おかずを食べましょうね」と言うと、母は笑顔で頷いていました。
この日はリハビリと日光浴で元気が出た様子で、意識もはっきりしていて機嫌も良く、話が弾んで楽しい時間が過ごせました。
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