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2021年8月

2021年8月31日 (火)

「暖かい、気持ちいい」

2年前の2019年8月31日は土曜日、晴れて30℃の中、午後4時5分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて「おやつにあんこを食べた」と、明るい表情で教えてくれました。

面会室に移動して、いつものように日光浴をしながら話をすることにしました。

この日はリハビリがあったとのことですが「思ったようには動けなかった」と、残念そうに言いました。

加齢による衰えは仕方ありませんが、このところ食事を食べられない時もあるので、自分が思うほど力が出ないのが歯痒いようでした。

また、このころお気に入りのチョコレートを、この日も美味しいと言いながら食べてくれました。

暫く窓辺で日に当たりながら話していると「暖かい、気持ちいい」と、何度も繰り返していました。

その後の着替えのためのベッドへの移動は、やはり身体の動きが今一つで息切れもして、いつも以上に時間がかかりました。

日光浴をしたからか背中が汗ばんでいたので、タオルで拭いてあげると「力強くて気持ちいい」と喜んでくれました。

むくみはそれほど目立たず、本人も息苦しさは感じないようでしたが、動くと息切れして体力の低下は明らかに思えました。

少しでも多く食べて欲しいので「お粥はいいから、おかずを食べましょうね」と言うと、母は笑顔で頷いていました。

この日はリハビリと日光浴で元気が出た様子で、意識もはっきりしていて機嫌も良く、話が弾んで楽しい時間が過ごせました。

2021年8月30日 (月)

「着替えて良かった」

2年前の2019年8月30日は金曜日、この日も午後4時5分頃施設に面会に行くと母は定位置にいませんでした。

部屋で寝ているとのことで少し心配しましたが、看護師さんの話では食事は食べていたということでした。

部屋に行って横になっていた母の肩をトントンと叩くと、目を開けて話し出しました。

「食べてもいるし、便通もあった」と言い、体調がそれほど悪いわけではないようでした。

おやつを食べた後、用事もないしエアコンが効いていて寒いので、戻って来て寝ていたとのことでした。

いつものように何となく元気が出ないが、どこかが痛いわけではないとも言っていました。

そして、最初は億劫がっていた母に着替えを勧めてベッドに起きてもらうと、目もしっかり開いていて意識もはっきりしていました。

着替えが終わると「暖かくなった」と言い「着替えて良かった」と笑顔で喜んでくれました。

また、この頃毎日のように食べていたチョコレートも美味しそうに食べていました。

前日は久しぶりにシャワーを浴びて、昼寝をする時間がなかったこともあってか、夜はラジオも聴かずに良く眠れたということでした。

母の話では、このごろは何となく目がショボショボしたり、じっとしているとすぐに眠くなってしまうようでした。

それでも、いろいろと話をしているうちに声にも元気が出てきて、笑顔も見ることができ、安心して帰ることができました。

2021年8月29日 (日)

久々のシャワー「気持ち良かった」

2年前の2019年8月29日は木曜日、晴れて34℃の暑さの中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母のフロアでエレベーターが開くと、ちょうど母が向かい側のトイレに入るところでしたので、部屋で待つことにしました。

このところ元気がないことが多いので、一抹の不安を抱きながら待っていると、母は笑顔で現れました。

「今日は2回出た」とのことで体調も良いのか、いつになく元気そうで一安心でした。

面会室に行き、窓辺で日光浴をしながらチョコレートを食べさせると、「おいしい」と言ってくれました。

この日はご飯は食べているとのことですが、少し残したとも言っていて、しっかりと覚えていました。

また、久しぶりにシャワーに入れてもらって、「気持ちが良かった」と喜んでいました。

ただ、その代わりに昼寝をする時間がなかったようで、足のむくみが前日よりも目立っているかなという気がしました。

母の話では、息苦しさなどはないけれども、なぜか元気が出ないのだ、ということでした。

それでも、この日は意識もはっきりしていて、声にも元気があり、シャワーでさっぱりして気分も良さそうでした。

こういう日が毎日続けばいいな、と思ってはいましたが、母の体調の変化が大きい時期ではありました。

面会からの帰り道は、母の食欲や栄養不足などを心配しながら歩く日々でした。

2021年8月28日 (土)

「みんな笑顔だね」

2年前の2019年8月28日は水曜日、曇りで28℃の日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

涼しい室内でしたが、母はちゃんちゃんこを着ないで定位置にいましたが「寒くはない」と言っていました。

「おやつは食べたの?」と訊くと「食べてないんじゃないかな」と、今一つ自信のない返事。

周囲の人が「食べてない」と教えてくれ、他の人たちも頷いていました。

話を聞くと、母はずっとテーブルに突っ伏していて、おやつを食べなかったようでした。

曇り空で日光浴はできませんが、面会室に行くと普通に会話はできて、一日中まったりと過ごしたということでした。

それでも話をしているうちに、いろいろと思い出してきたようで、おかずは食べているなどと話してくれました。

この日は、先日曾孫たちと遊んだ時の写真をプリントして持って行きましたが、「みんな笑顔だね」と母は嬉しそうに見つめていました。

その後の着替えの時の移動は前日よりもスムーズで、体力的にはまだ大丈夫な感じではありました。

2回続けて入浴をキャンセルしているので「頭が痒い」と言っていて、翌日の入浴ができればいいねと、声を掛けておきました。

寝床の横の棚に先ほどの写真を飾ると、喜んでくれました。

この日も会話は普通にできるし、笑顔も時折出ていましたが、食欲が無いので元気が出ないという感じでした。

2021年8月27日 (金)

「体が痛かった」と苦笑い

2年前の2019年8月27日は火曜日、曇り空ながら30℃の日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。

母はちゃんちゃんこを着ないでいつもの場所にいましたが、昼寝の後におやつを食べたところで、右の瞼が少しむくんでいるように見えました。

いつものように面会室に行き、窓辺で日光浴をしながら話をすることにしました。

薄日でしたが、しばらく当たっていると少しずつ元気が出てきたようで「おやつにお饅頭を食べた」と教えてくれました。

前日は「味がわからない」と言われたチョコレートを食べさせると「おいしい」と、嬉しそうな笑顔で食べていました。

この日はリハビリに行ったそうで、久しぶりに少しだけやったら「体が痛かった」と苦笑いをしていました。

また、便通もあり、本人の話ではトイレの場所を聞きながら行ったとか、認知にはやや不安があるように思いました。

それでも、この日はリハビリの効果か、体調も悪くなさそうで声にも少し元気がありました。

私が深夜のラジオで演歌をやっていたことを話すと、いつも以上に興味深そうに聞いてくれました。

着替えの際の車椅子からベッドへの移動も、前日よりも足取りも軽くスムーズでした。

脚のむくみはほとんど消えていて、退院時の枯木のような脚に戻りつつありシワが目立ってきていました。

相変わらず食欲が今一つなのが心配ですが、会話も普通にできて笑顔も出ていたので、ひとまずホッとした一日でした。

2021年8月26日 (木)

「では行きましょうか」

2年前の2019年8月26日は月曜日、曇りで28℃の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母は定位置にいましたが、前日とは違うものを着ていたので入浴したのだと私は思いました。

ところが、職員さんによると「本人が断った」とのことで、結局お風呂は止めたようでした。

そして、この日は話をしていても記憶がはっきりしないようでした。

食事やおやつを食べていないと言いながら、「食べたかな」「分からない」などと付け加えました。

また、持参したチョコレートを食べさせると「味が分からない」「甘くない」と反応が今一つでした。

面会室で10分ほど話していたと思ったら「では行きましょうか」と、自分で帰ることを決めていました。

元気がないというよりも話をするのも億劫な様子で、声が小さく心ここにあらずという感じでした。

着替えの時のベッドへの移動は体ごと抱えてあげましたが、久しぶりに少し歩けたように感じました。

母の話では「薄暗いし、しょっちゅう眠ってしまう」と言い、ずっとボーっとしているとも言っていました。

むくみは目立たず、それよりも栄養不足か貧血か、あまり食べていないことが心配でした。

いずれにしても元気がなく、精神面も含めて様々な不安が表面化してきました。

2021年8月25日 (水)

「食欲が出るといいね」

2年前の2019年8月25日は日曜日、晴れて32℃の中、午後4時頃施設に面会に行きました。

室内は冷房が効いていましたが、母はちゃんちゃんこを着ていない姿で、いつもの場所にいました。

面会室に移動して、窓辺で日光浴をしながら話をすることにしました。

日曜日ということで特に行事は無かったようですが、午前中はタオル折りをして、午後はよく覚えていないと言っていました。

また、この日は食欲が無く、お昼を抜いたとのことでしたが、便通が気になって下剤を使ってもらったということでした。

西の窓に背を向けてしばらく温まっていると、便意を催したようで「トイレに行きたくなった」と言うので戻ることにしました。

先に部屋で待っていると「少し出て、楽になった」と言いながら母は戻って来ました。

体力的な不安があるので車椅子からベッドには移動しないで、車椅子に座ったまま着替えをすることにしました。

むくみは特に変わりなく息苦しさもないようで、少し元気がないのが気になりましたが、食欲が無いのが一番の問題でした。

それでもいろいろと話しているうちに、意識もはっきりしてきて機嫌も良く穏やかな感じになってきました。

着替えをしているとまた「トイレに行きたい」と言うので、それを機に帰ることにしました。

「スッキリして食欲が出るといいね」と言うと、母は笑顔で頷いていました。

2021年8月24日 (火)

「今日はご飯をおいしく感じた」

2年前の2019年8月24日は土曜日、晴れて32℃の残暑の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

エアコンが効いた室内で、母はいつもの位置にいましたが「寒くはない」と言っていました。

面会室に行き、窓辺で日光浴をしながら話しましたが、この日は割と元気で表情も明るく感じられました。

食事は半分くらいは食べたと言い、お昼には冷たいラーメンのようなものが出てきて「寒くなってしまった」と笑っていました。

それでも「今日はご飯をおいしく感じた」と、最近の中では体調の良さを感じているようでした。

ただ、しばらく便通がないのが心配で、今日も3回行ってみてダメだったと言っていました。

この日は特に行事もなく、午前中にタオル折りをやったくらいで、一日中まったりと過ごしていたということでした。

「朝はラジオ体操をやったかな」と振り返る記憶は断片的でしたが、思い出しながらいろいろ話してくれました。

着替えの際には、脚のむくみが少し目立つように思ったので、揉んでみると少し痛みを感じるということでした。

話し声は地声が出ていて苦しそうな様子もなく、母も呼吸は苦しくないと言いますが、ただ眠くなるとか。

素人ながら、貧血や塩分不足、水分不足などを考えながら、ひたすら心配していた時期でした。

とにかく食欲が出て、体力が回復してくれないものかと願っていました。

2021年8月23日 (月)

リハビリ好きの笑顔

2年前の2019年8月23日は金曜日、雨時々曇りの蒸し暑い日、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、冷房が効いているように感じましたが「寒くはない」と言っていました。

また、「昨日は来なかった」と言うので、体調だけでなく認知の方も少し怪しくなってきたのかな、と不安になりました。

他には便通がなかなか無いなどと、話題が時々跳んだりしていました。

それでも食事は少しずつ食べていると言い、おやつもしっかり食べたということでした。

着替えのために部屋に行き、車椅子からベッドに移動する際には、しっかり体を抱きかかえて何とかベッドに座ることができました。

着替えているうちにリハビリの先生が現れて、リハビリの現状について話をしてくれました。

とりあえず体力が付くまでは、座りながらのつま先立ち10回くらいにして、元気になったらまた考えましょうということでした。

先生と話をしているときの母の表情は、これまでに見たこともないような笑顔でした。

このところ体調があまり良くない母が、素晴らしい笑顔を見せてくれたことで、本当にリハビリが好きなのだなと、あらためて感じました。

この日は、ここ数日の中では元気があり、表情も明るい感じがしました。

ホッとしながら帰途につきましたが、日によって体調に波があるので不安は尽きませんでした。

2021年8月22日 (日)

「少し顔が変わったね」

2年前の2019年8月22日は木曜日、母の体調が不安なため面会前に施設に電話して、看護師さんに抗うつ剤の相談をしました。

母は前年の施設の入所時には抗うつ剤を服用していて、効果があったように思えるのでお願いをしてみました。

施設での生活や食事についてはこちらではどうしようもない部分もあるので、精神的な不調だけでもどうにかしたいと思いました。

この日は曇り空の中、午後4時10分頃面会に行くと母はいつもの場所にいました。

エアコンが効いていましたが寒くはないと言っていて、食事もいくらか食べたということでした。

ただ、木曜日は入浴のある日でしたが「今日は止めておいたら」と言われたので、入浴はしなかったそうでした。

先日ネットで見つけた五木ひろしが表紙の歌謡曲の雑誌が手に入ったので、面会室で見せてあげました。

太陽が少し顔を出したので日光浴をしながら、母は興味深そうにページをめくっていました。

「少し顔が変わったね」と五木ひろしのことを言いながら、私が思っていたよりも喜んで見てくれてホッとしました。

その後の着替えの際には、ベッドに移ろうとしていつものようには立てず、車椅子に座ったまま着替えをすることになりました。

あまり食べていないことと前日にはリハビリを見学したことで、足腰が弱ってきているようで心配でした。

「枕元にあったはずのカセットが無くなった」と意味不明な発言もあり、元気がないので認知の方も少し不安になって来ました。

2019年8月22日

2021年8月21日 (土)

古い上着

2年前の2019年8月21日は水曜日、曇り空ながら32℃の暑い日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母は、いつもの場所にいましたが「今日は体調が悪い」というのが最初の言葉でした。

朝食はほとんど手をつけず、その後に呼ばれたリハビリは何もせずに見学をしていたということでした。

その後の昼食は食べたかどうか覚えていないが、おやつはカステラを完食して「おいしかった」と言っていました。

全く食べられないわけではないことは分かりましたが、また難しい状況になってきたことは確かでした。

その後、面会室に行き、この日もお気に入りのタブレットで動画や写真を見ました。

「画面が大きくて、良く見える」と、動画の中の叔母が元気そうに見えることを喜んでいました。

あらためて体調について訊くと、朝の調子がおかしくて、何か朦朧としている感じだということでした。

話し声も小さくて低く、元気がないだけでなく、車椅子とベッドの移動の際の足元も覚束ない様子でした。

脚を見ると、むくみはほとんど無く逆に細くなっていてシワが目立ち、水分が不足しているのではないかと思うくらいでした。

最後にいつも着ているカーディガンを洗濯するので、代わりの候補として持って行った古い上着を着せると、少し照れながらも気に入ってくれたので写真を撮りました。

2019年8月21日

2021年8月20日 (金)

「こういう天気は嫌だね」

2年前の2019年8月20日は火曜日、曇り時々雨でも33℃、雲行きが怪しかったので午後3時45分頃施設に面会に行きました。

母はエアコンが効いてひんやりする中、コーヒーの香りが漂ういつものフロアのいつもの場所にいました。

この日は8月の誕生会があり、ケーキを食べてコーヒーを飲んだと言い、「ケーキがとてもおいしかった」と喜んでいました。

その後、面会室に行きましたが、空模様が怪しくて日は当たらず日光浴はできませんでした。

この日も母のお気に入りのタブレットで写真を見ながら、曾孫のことを「かわいいしおとなしい」と笑顔で見つめていました。

この日の食事は、お粥の水分が多くて残してしまったが、ケーキはおいしかったというので、食欲が無いわけではない様子でした。

やはり何か精神的な問題もあって嫌なものを食べたくないのかな、などと考えてしまいました。

「日曜日には何か食べる?」と訊いてみると、積極的な答えは無く「お稲荷さんがいいかな」などと、独り言のように言っていました。

脚のむくみはあまり目立たず、特に左足はシワが印象的なほど枯れた枝のように細くなっていました。

ここ数日は体調は悪くはなさそうでしたが、話し声が少し抑え気味の低い声なのが気になりました。

「こういう天気は嫌だね、晴れがいいよ」と、母は窓から外のどんよりした空を見て、気分的にもスッキリしない感じで言いました。

このころは、普段の食事を残すことと精神面を心配していた時期でした。

2021年8月19日 (木)

「みんなと会えて良かった」

2年前の2019年8月19日は月曜日、曇りながらも33℃の暑い日、この日も母の状況を心配しながら午後4時10分頃面会に行きました。

エアコンが効いて寒いくらいのフロアのいつもの場所に母はいました。

面会室には微かな西日が差し込んできていて、日光浴を兼ねて数分母を日に当たらせてから話をしました。

心配には及ばず、母は前日に続いて体調が良さそうで、元気にたくさん話をしてくれました。

この日は午前中にタオル折りをして、午後は昼寝をしないで入浴をしたということでした。

食事も、お粥がいつもほど水分が多くなく、柔らかめのご飯という感じで全部食べられたと言っていました。

その後、面会室のテーブルで先日来た曾孫たちの写真を母のお気に入りのタブレットで見ました。

「良く見える」と母は楽しそうで、「おとなしくてかわいかった」「みんなと会えて良かった」と笑顔で振り返っていました。

そこで、みんなへのお礼のメッセージを撮ろうと提案すると、母も喜んで頷いてくれました。

メッセージの母の声には以前のような底抜けの明るさはありませんが、落ち着いていて、穏やかな雰囲気でした。

この日の母は、自然な笑顔で手を振っていました。

2019年8月19日

2021年8月18日 (水)

照れ笑いのTシャツ

2年前の2019年8月18日は日曜日、この日も晴れて33℃の暑い中、午後3時40分頃施設に面会に行きました。

前日、母がちょっとした不満を口にしていたので、少し心配しながら会いに行きました。

母が定位置にいなかったので、職員さんに尋ねると「トイレでしょう」という答え。

いつもよりも少し早い時間に行ったので、恒例のおやつの後のトイレだったようです。

そこで先に部屋に行って待っていると、職員さんに連れられた母が元気そうな笑顔で現れました。

昼寝でぐっすり眠れたそうで、顔のむくみもそれほどでもなく、しっかり起きている感じがしました。

そのためか精神的にも落ち着いているようで、明るく元気に話をしてくれたので、心配していた気持ちが吹っ飛びました。

日曜日ということで、午前中にはタオル折りをしたくらいで、一日まったりと過ごしたということでした。

また、新しいパジャマとTシャツを買って行ったので、照れ笑いをする母に着てもらって記念撮影をしました。

思っていたよりも似合っていたので母にも見せてあげると、母も満更でもなさそうな笑顔で画面を見つめていました。

最後に、先日来てくれた曾孫の動画などを見て、この日の面会は元気で楽しい時間になりました。

このころは心配ばかりしていたと思っていたので、こういう日もあったのだと意外な発見をしました。

2019年8月18日

2021年8月17日 (火)

「問題ないのはおかしい」

2年前の2019年8月17日は土曜日、晴れて36℃になる暑い日、母が通院するために午後3時ごろ施設に行きました。

母はいつもの位置にいて、おやつのカステラを食べていましたが、少し残して終わりにしました。

看護師さんによると、この日の食事はほとんど食べていたということでした。

この日は朝のうちにレントゲンなども済ませていたので、病院から呼び出しが来てから診察に行くことになりました。

主治医の先生の話では、退院時と比較して全体的に数字が少し良くなっているとのことでした。

診察後、母は「具合が悪いのに問題無いというのはおかしい」と、不満を口にしていました。

つまり、母は体調が悪いと感じているのに、レントゲンや血液検査の数値は悪化していないという結果でした。

当時私は2018年5月の状態と同じで、精神的なものが大きいのかなと思っていました。

それというのも、母の話を聞いていると、施設の食事や生活に少しずつ不満を感じているようだったからです。

ただ、今考えると、それだけではなく、塩分不足や心臓の動きなどの身体的な状況も当然関係していたのでしょう。

それでも前日、曾孫たちと食事を楽しみ、この日の診察で食事の持ち込みも許可が出たので、食欲不振が良くなればいいなと思いました。

同時に、回数が減ったリハビリの代わりに運動を手伝ってあげることも施設の職員さんに提案してみました。

2021年8月16日 (月)

「みんな元気で来てくれた」

2年前の2019年8月16日は金曜日、朝のうちは雨が降り徐々に晴れてきた中、この日は午後1時頃母の施設に行きました。

既に面会室では、孫娘が曾孫を連れて母と一緒にご飯を食べた後で遊んでいました。

挨拶もそこそこに、母が干ぴょう巻きと納豆巻きを合計10本も食べたことを教えてくれました。

桃とブドウも食べて食欲旺盛だったとのことでした。

この日の朝もお粥は食べなかったというので、単に食欲不振だということでもなさそうでした。

まだ一歳の曾孫はおとなしく、鉄道模型で遊んだり、鉄道の本を母に見せたりしていました。

母は「みんな元気で来てくれた」と、このところ見られなくなっていた笑顔で喜んでいました。

私は曾孫たちが帰るタイミングで一旦ウチに帰り、午後4時20分頃再び施設に行きました。

母に聞くと、結局昼寝をする時間がなかったので、ずっといつもの位置に座っていたそうです。

そのためか少し脚のむくみが目立っていましたが、血圧は160/62、たくさん食べて体調は良さそうでした。

「今日は楽しかった」と、元気な声で言ってくれました。

2019年8月16日

2021年8月15日 (日)

「何か変だ」という感じ

2年前の2019年8月15日は木曜日、時々雨の降る天気にもかかわらず33℃、この日も午後4時10分頃面会に行きました。

母はいつもの位置にいましたが、エアコンが効いている中、ちゃんちゃんこを着ないで居眠りをしていました。

トントンと肩を叩くと目を開けたので、そのまま面会室に行き、話をすることにしました。

この日は朝一で入浴をしたそうですが、気分が優れなかったので一度は断ったということでした。

それでもシャワーだけ浴びることにして、それなりに気持ちが良かったと話してくれました。

食事もお粥はほとんど手をつけずに、おかずだけ食べたというので、後ほど看護師さんに確認するとお粥1割、おかずは3割程度だったとか。

母によると、食欲が無いわけではないが美味しくないし、自覚症状としては「何か変だ」という感じだと言っていました。

発声は苦しそうではなく、むくみもそれほど目立ちませんが、食欲が無く疲れているような気分だとのことでした。

おやつはお饅頭を食べたと言っていましたが、栄養不足か貧血か、そのようなことを少し心配しました。

翌日には曾孫たちが遊びに来てくれることになっているので、挨拶のために母の笑顔の写真を撮って送ろうと思いました。

「チーズ」と言いながら半分無理やりの笑顔を撮りましたが、体調のこともあり、笑顔は長く続かない様子でした。

2019年8月15日

2021年8月14日 (土)

「油断していた」

2年前の2019年8月14日は水曜日、曇り空で35℃の暑い中、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、ちょうどリハビリから帰ったところだと言っていました。

そのためか最近の中では元気があるように見えて、本人も「昨日よりは体調がいい」とのことでした。

それでも午前中に何をしたのかはっきりとしないうえ、お粥を残したことなど、心配な点はありました。

午後は昼寝をした後に、おやつを食べていたらリハビリに呼ばれたということでした。

母が言うには「油断していたから、リハビリの先生に顔がむくんでいると言われた」と苦笑いしていました。

面会室で母と話をしていると看護師長が来て、今日は食事を少し残したが、血圧は高くないと教えてくれました。

そして、この週の土曜日は通院の日なのでよろしくお願いします、と言って去っていきました。

看護師長さんの話でも、体調もむくみも日によって違っていて、安心はできないという感じがしました。

そんな中でも、この日の母は前日までよりも話し声にも元気があり、体調の良さを感じているようでした。

明後日には曾孫たちが、お昼に来てくれることになっていて、すし飯やトマト、その他の果物などが食べたいと言いました。

とはいえ以前に比べると、食べることにはそれほど積極的ではない様子でもありました。

2021年8月13日 (金)

朝方、気分が悪かった

2年前の2019年8月13日は火曜日、曇り空ながら36℃の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、珍しく折り紙をやっているところでした。

それを途中で抜けて面会室に行き、話をすることにしました。

母は、この日の寝起き時、気分が悪かったことを教えてくれました。

朝食を半分くらい残して、トイレに行き便通はあったそうですが、そのまま寝ていたということでした。

また、昼食はほぼ食べてから昼寝をして、おやつも食べてトイレに行き、その後折り紙をしていたと言っていました。

その後、今朝診てくれた看護師さんの話を伺うと、血圧や酸素濃度は問題無かったとのことでした。

一応血圧を測ってみると、139/73、脈拍が49、いつもよりも低めで脈拍が少ないのが気にはなりました。

症状としては、お腹や胸の辺りに張りがあって苦しい感じがすると、母は言っていました。

確かにベッドに座ってもらって話をすると、少し息苦しそうな話し方に聞こえました。

ただ、これまでの入院間近の様子ほど緊迫した感じはまだないように思いました。

この日も最後に、母のお気に入りのタブレットで撮影した前日の夕焼けを見せてあげると、とても喜んでくれました。

2021年8月12日 (木)

「ご飯が多いのではないか」

2年前の2019年8月12日は月曜日、この日も晴れて暑い日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母は定位置にいて、丁度トイレから戻ってきたところだと言っていました。

少し前には南側の部屋に行ってラジオを聴いたり、外の景色を見たりしていたということでした。

この日もエアコンが効いていたので、面会室に移動して温まりながら話をすることにしました。

母の話では、昼寝から起きておやつの時間にゼリーを食べたけど、お茶は半分だったと苦笑いしていました。

その前には看護師さんと体重を測ったところ「増えている」と言われて、かなり気にしているようでした。

自分なりに原因を考えているようで「ご飯が多いのではないか」などと言っていました。

お盆のためか、面会室はテーブル席が満杯でしたが、この日は母のフロアにも面会者がたくさん来たとのことでした。

この日は午前中に入浴をして着替えも済んでいましたが、脚のむくみをチェックすると少しずつむくみが進んでいるように感じました。

このところ様子を見ては、私も脚のむくみを揉んだりしていましたが、母自身も寝る前に揉んでいるようでした。

「ここ2~3日は、おしっこの出が悪い」と母は言い、むくみなどを少し気にし始めている様子でした。

この日の母も話し声は元気でしたが、健康状態にはいろいろな不安が出てきたようでした。

2021年8月11日 (水)

「昨日の夕焼けがきれいだった」

2年前の2019年8月11日は日曜日、この日も35℃の暑さの中、午後2時30分頃母の施設に面会に行きました。

この日はおやつを一緒に食べるために少し早い時間になりましたが、母はちょうどトイレに行っているところでした。

この日も外が暑いため室内の冷房は効いていて、トイレから出てきた母は少し寒く感じているようでした。

昼寝をしてからトイレに行ったところなので、母は顔もむくみ気味で少し寝ぼけているようにも感じました。

面会室は日曜日ということもあってか、珍しくすべてのテーブルが埋まっていたので職員用のテーブルでおやつを食べることにしました。

キューイフルーツとトマトを持って行きましたが、2~3切れずつ食べただけで「お腹いっぱい」と言いました。

その他には麦茶をカップ半分飲んで終わりになりましたが、食欲があまりなさそうなのが少し心配でした。

暫くすると明るくなってきたので、日光浴のために窓辺に行きましたが、この日は日差しが暑過ぎました。

この日に母がしみじみと言っていたのが「昨日の夕焼けがきれいだった」ということでした。

そこで、この頃母がお気に入りだったタブレットで、前日にウチのベランダから撮影した夕景を見せてあげました。

半月やスカイツリーなどを珍しそうに見ている母が印象的でした。

部屋に戻ってからは手の爪を切ってあげましたが、母はなぜかとても怖がっていたので親指だけで止めておきました。

2021年8月10日 (火)

「できないだろうな」

2年前の2019年8月10日は土曜日、この日も連日の35℃の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、室内はエアコンが効いていて寒そうでしたが、ちゃんちゃんこは着ていませんでした。

ただ、やはり寒いというので、日光浴をしながら話をするために面会室に移動することにしました。

面会室では、いつものように母の背中に日が当たるような位置に座って話をしました。

母の話では、この日は特に何もなく一日まったりと過ごしたとのことでした。

昼食にはソバが出たことを教えてくれましたが、母は元々ソバがあまり好きではないので、嬉しくはなかったという話になってしまいました。

また、この日もタブレットで曾孫の動画などを見ることにしました。

このころの母のお気に入りが、このタブレットで写真や動画を見ることでした。

その理由は、何といっても画面が大きくて見やすいことで、珍しく器械の操作にも興味を示していました。

最近の器械は機能が豊富で便利ですが、その分操作が複雑で高齢者には使いづらいものが多いのは事実です。

母も様々な器械の操作を私に尋ねたり、そもそも手にすることを拒否することもありました。

ところが、このタブレットに関しては「できないだろうな」と言いながら、興味津々に見入っていました。

2021年8月 9日 (月)

「大きくて見やすい」

2年前の2019年8月9日は金曜日、連日の35℃の晴天の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母は定位置にいましたが、エアコンが効いているにもかかわらず、ちゃんちゃんこを着ていませんでした。

そこで「寒くないの?」と問うと「寒い」と母が答えたので、面会室で日光浴をしながら話をすることにしました。

この日は日差しが厳しかったので、背中だけに日が当たるように座ってもらいました。

母の話では、朝からリハビリに行ったとのことですが、最近は立ち上がる運動はしないと言っていました。

また、その前のこととして、今朝の寝起きに柔らかいウンチが漏れてしまったことを教えてくれました。

幸いおしめを替えただけで済んだとのことですが、少しショックに思っているようにも感じられました。

それでも体調自体は問題なさそうで、元気な声でたくさん話をしてくれました。

またこの日も、母のお気に入りのタブレットで、曾孫が生後3か月でウチに遊びに来てくれた時の写真を見せてあげました。

この時のことはよく覚えていて、その上に普通の写真よりもはるかに大きく見えるので「大きくて見やすい」と喜んでいました。

その他にお祭りの動画などを見せると「こういうのはいいね」と、楽しそうにタブレットの画面を見ていました。

楽しい時間を過ごして、母はいつも以上に口数も多く元気でした。

2021年8月 8日 (日)

眠い時間が多い一日

2年前の2019年8月8日は木曜日、この日も35℃の晴れた日、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所には不在で、職員さんによるとお風呂に行っているということでした。

そこで、お風呂場と同じフロアの面会室に行って待っていると、既にお風呂は上がっていたようで看護師さんが母を連れてきてくれました。

母の話では、早めにおやつを食べてから入浴をしていたとのことでした。

この日も、お風呂上がりで顔色や肌の色つやも良く、笑顔がいつも以上に輝いて見えました。

午前中はこれといった行事もなく、タオル折りをした人もいたようですが、母はテーブルで居眠りをしていたとのことでした。

また、この日はそれほどエアコンが効いていない感じで、少し暑いこともあって眠くなったのかもしれません。

話をしていても徐々に眠くなった来るのか、この頃では珍しく話を聞き返すことがありました。

それでも体調自体は変わりないようで、血圧も163/60で、むくみも前日までと同じようでした。

前夜もほとんどラジオを聴かないで寝ていたそうで、この一日は眠い時間が多かったようでした。

この日も全体的には元気でしたが、リハビリの回数が減っていることなどで、じっとしている時間が多いのが気になりました。

何か元気を維持できることを考えてあげたいとは思いましたが、なかなか難しいことでした。

2021年8月 7日 (土)

今日もいい笑顔

2年前の2019年8月7日は水曜日、この日も35℃の暑い日、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はちょうどリハビリから戻ったところで、いつもの場所にいました。

この週としては初めてのリハビリは、おやつを食べてから2人で行ったとのことでした。

この日の面会に来るために家を出る少し前に、姪が子供の動画を送ってくれたので、母に見せてあげました。

室内で遊ぶものと盆踊りの時のものでしたが、スマホに来たものをそのまま見せたので、できれば大きな画面で見せてあげたいと思いました。

また、持参したキューイフルーツを食べさせてあげると「おいしい」と喜んでくれました。

食べ物の話として、「さいの目に切ったお豆腐が出た」と教えてくれました。

この日の朝は見通しが良く、施設の北側の窓から筑波山が見えたと母は言っていましたが、残念ながら夕方には見えなくなっていました。

体調としては相変わらず目や耳も良好で、声にも元気がありました。

最後に、曾孫の動画のお返しとして姪に送る写真を撮ろうと提案すると、最高の笑顔で写ってくれました。

2019年8月7日

2021年8月 6日 (金)

大きな笑顔

2年前の2019年8月6日は火曜日、連日の35℃の暑さの中、午後4時10分に施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、エアコンの風が冷たいのか、ちゃんちゃんこを着ていました。

話を聞いてみると「頭の辺りに冷気が当たる」ということでした。

面会室に移動して、この日も窓辺で日光浴をしながら話をすることにしました。

「日差しが暖かくて気持ちがいい」と言う母の指先を触ってみると、少しひんやりと冷たくなっていました。

この日はタオル折りをした以外は一日中まったりと過ごしていたようでした。

このごろ良く言う食事の不満を口にして「おみおつけが飲みたい」とか「飲み物が半分」だと、食事制限が面白くない感じでした。

ただ、缶詰のミカンが10粒デザートに出たと言い、こちらは嬉しそうでした。

この日も朝、血圧を測ったそうですが貼り薬は見当たらず、この時の血圧は154/76で、ここ数日は安定していました。

その他の体調も良さそうで、元気な声でたくさん話をしてくれました。

最後に、このところ母のお気に入りになっているタブレットで母の笑顔を撮影して見せてあげました。

母は自分の大きな笑顔を見て驚いていました。

2019年8月6日

2021年8月 5日 (木)

「長かったような早かったような」

2年前の2019年8月5日は月曜日、この日も35℃の暑い日、午後4時10分に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、少し前に入浴をしてからおやつを食べてトイレに行ったと話していました。

やはり入浴後は顔の色つやも良く、元気そうで表情も明るい感じがしました。

午前中にはタオル折りもたくさんやったと言っていました。

面会室に行き少し日光を浴びながら、前日に続いてタブレットで一緒に旅行に行った時の写真を見せました。

この当時で既に9年前のもので、叔母さんと初めて温泉に行った時に3人で写ったものでした。

それを見て母は「懐かしいね」と一言呟きました。

また、1年前の8月5日に撮影した自分の写真を見て、「一年、長かったような早かったような」と、振り返っていました。

確かにこの一年早かったような気もしますが、3度の入退院があったりして、施設と病院との往復で過ごした一年になりました。

この日は前日と同様に話し声もとても元気で、意識もしっかりしている様子でした。

目や耳の具合も好調で、外を眺めて「天気が良い中に白い雲が浮かんでいるのが見えた」と笑顔で話してくれました。

ただ、座っている時間が長いからか、右足の踝から下の部分がむくみ始めているのが少し心配の種ではありました。

2021年8月 4日 (水)

「果物のおやつもいいね」

2年前の2019年8月4日は日曜日、連日の35℃の暑さの中、母のおやつを持って午後2時40分頃施設に行きました。

母はいつもの場所にいて、水分制限されて飲み物が半分入ったカップを持って、面会室に移動しました。

この日も外が暑いためか室内のエアコンが良く効いていて、母は窓辺の日当たりが冷えた身体に「暖かくて気持ちいい」と言っていました。

おやつに持って行ったのはキューイフルーツとレモンチーズでした。

母はキューイフルーツを半分ほど食べて「甘くて、さっぱりして美味しい」と喜んでくれました。

またこの日は、10インチのタブレットを初めて持って行き、曾孫の動画を見せてあげました。

これまではスマホの画面で見てもらっていたのですが、大きな画面の方が見やすいだろうと考えて買ってみたものです。

「大きいし、音もしっかり出ているので分かりやすい」と母は言い、思った以上に嬉しそうな笑顔で動画に見入っていました。

健康状態としては、朝早くから看護師さんが血圧を測りに来たと言っていました。

この日も貼り薬の降圧薬を使っていて、着替え時に血圧を測ると143/55、効果が出ているような感じ。

体調も良さそうで、話をしていても目や耳の状態が良いのが分かりました。

「たまには果物のおやつもいいね」と言っていたので、暑い中キューイフルーツを持って行って良かったと思いました。

2021年8月 3日 (火)

フラダンスなどの演芸会

2年前の2019年8月3日は土曜日、晴れて連日35℃の暑い中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はエアコンの効いた室内でカーディガンを着て、いつもの場所にいました。

この日は朝からこの週2回目のリハビリに行き、立つ運動は無く軽めのメニューで終わったと言っていました。

また、午後はフラダンスなどの演芸会があり、そのため昼寝をする時間が無くなったとのことでした。

ずっとエアコンの効いた部屋にいて身体も冷えていたようで、面会室では背中に日差しを浴びながら窓辺で話をすると喜んでくれました。

この日も朝から便通があり、体調も良さそうに元気な声で話をしてくれました。

そして、演芸会では「瀬戸の花嫁」などを皆で一緒に踊ったりして、少しお疲れだということでした。

その他には、この日は新しい帽子を被っていたので、それに気づいてくれた女性の職員さんがいたことを嬉しそうに話してくれました。

また、この日も朝早くから血圧を測られ、つい先ほども測りに来たそうで、母もかなり気にしているようでした。

着替えの際に見ると、左の胸に降圧薬が貼ってあり、血圧を測ってみると148/61で、効果が出ているのか低めの値ではありました。

翌日は久しぶりに、お昼に穴子でも食べようかと尋ねると「そうだね」と言いながらも、あまり乗り気ではない感じでした。

そこで、おやつ代わりにキューイフルーツでも持って来てあげようかな、と思いました。

2021年8月 2日 (月)

「大変なことがある」

2年前の2019年8月2日は金曜日、晴れて35℃の暑さの中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

室内は冷房が効いてかなり涼しいので、母はちゃんちゃんこを着ていつもの位置にいました。

朝からしっかり便通があったと言い、体調は良さそうに見えました。

ただ、ここの食事はあまりおいしくなく、病院の方がましだと不満を漏らしていました。

そして今さっきのおやつの時の紅茶もカップ半分しかなかったそうで、水分制限もされているようでした。

入院前から時々言っていた食事への不満が再び始まってしまいました。

また、「大変なことがある」と突然言ったので、何かと思うとラジオが聴こえなくなったということでした。

この当時の母の唯一の楽しみともいえるラジオが聴こえないのは、確かに母にとっては大変なことに違いありません。

どうもイヤホンの調子が悪くなったようで、イヤホンと電池を替えてあげると「聞こえる」と、母は安心してくれました。

そして外の暑さとは対照的に、室内は23℃と寒いくらいなので母を窓辺の日に当ててあげると、喜んでくれました。

いつもは西日を「眩しい」と言って避けていた母でしたが、この時はやはり身体が冷えていたようでした。

話し始めた時の声は枯れ気味に聞こえましたが、身体が温まり話が弾むうちに、母の声は少しずつ元気になってきました。

2021年8月 1日 (日)

色つやも良く、いい笑顔

2年前の2019年8月1日は木曜日、35℃の晴れて暑い日、午後3時50分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、午後に入浴しておやつを食べて、トイレに行ったところだと説明してくれました。

午前中はまったりと過ごしたとのことで、タオル折りをしていた人もいたようですが、母はテーブルで居眠りをしていたと言っていました。

少しだけ便通もあったようですが、尿の出があまり良くない感じがするというのが少し心配でした。

入浴の前には血圧を2回測ったというので改めて測ると165/63で、それほど問題ではないように思いました。

水分制限をされているようで、おやつの時の飲み物が半分だったと少し不満そうな様子でした。

おそらく不満というよりは食事制限や水分制限それに血圧など、本人も気になっていたのだろうと思います。

それでもこの日はお風呂を上がってから間もないこともあってか、顔の色つやも良く見えたので写真を撮りました。

話をする声も元気で、また表情も豊かにいい笑顔を見せてくれました。

2019年8月1日

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