細くてばあさんみたいな体
2年前の2019年7月27日は土曜日、晴れて暑い中、午後4時5分頃に母の病室に行きました。
母は入り口側を向くような感じで右側を下にして横になっていて、目を開けたままラジオを聴いていました。
「お風呂に入って、パジャマも替えた」と、母は確かにサッパリした笑顔で話してくれました。
前日まで着けていたいくつかの計器のコードも全て無く、こちらもスッキリしていて気分良くラジオを聴いていたようでした。
今回の入院中はずっと元気そうな様子の母でしたが、見た目にももはや病人ではない、という感じになっていました。
そして「病院の浴室には大きな鏡があって、自分の体を見た」と話し始めました。
「細くてばあさんみたいな体で、シワだらけだ」と言いながら母は自分で大笑いしていました。
また、テーブルの上には、『土用の丑の日は「う」の付くものを食べよう』と書いてある紙が置いてありました。
「ウナギが出たの?」と私が訊くと、母は「うどんだった」と苦笑いでした。
それでも、この日も車椅子でトイレに行って便通もあったと、嬉しそうに話していました。
そのトイレからの帰りは自分で車椅子を動かして戻って来たと、満足そうな笑顔を見せてくれました。
話し声も元気で顔色も良く、翌々日の退院に向けて準備もできたという感じの母でした。
2019年7月27日
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