「あぁ、おいしゅうございました」
2年前の2019年6月16日は日曜日、晴れて30℃になる暑い日、母と一緒にお昼を食べるため午前11時25分頃に施設に行きました。
母はトイレから戻って手を洗っているところで、そのまま9階の面会室に行って食事をすることにしました。
母はこの日の朝も風邪薬をもらって鼻がまだムズムズするようでしたが、声がかすれ気味なくらいで体調は良さそうでした。
9階で良く晴れた外を見て「眩しいくらいだね」、「ここで食べるの?いいじゃない」と窓際に座って嬉しそうでした。
「今日は30℃になるよ」と私が言うと、「夏だね」と母は笑顔で言いました。
少し前に、ある職員さんが「もうじきだね」と言うので、母が「何が?」と訊くと「穴子」と言われたとのことでした。
ただ、この日はいつもの『穴子』と違って『あさりの炊き込みご飯弁当』をスーパーで買って持って行きました。
その炊き込みご飯を始め、おかずの煮物や、焼売やイワシの揚げ物などをたくさん食べていました。
ウチで作ったほうれん草のおひたしやトマト、デザートのキューイフルーツとスイカも食べて「あぁ、おいしゅうございました」と一言。
途中で「お腹いっぱいですね」と言ってからも結構食べ続け「ほとんど食べた、素晴らしい」と自讃していました。
私が思った以上に食欲も旺盛で、ほとんどすべてのものを「おいしい」と言ってくれて、私にとっても楽しい時間になりました。
食べているうちにも段々元気が出てきて、最後には「眠くなった」と満足そうに呟いていました。
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