« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »

2021年6月

2021年6月30日 (水)

「口から出そうだ」

2年前の2019年6月30日は日曜日、時々雨が降るどんよりした日、お昼を母と一緒に食べるために午前11時10分頃に施設に行きました。

途中で穴子寿司やトロサーモンの蒲焼丼などを買い、母のフロアに着くと母はいつもの場所でうたた寝をしていました。

面会室に行き、窓際に座りましたが見通しは悪く時間も少し早いので、この頃気になっていた血圧を測ってみました。

すると152/62、脈拍が55で、少し居眠りをしていたからか普段よりも血圧も脈拍もかなり低めに出ました。

母の話では、朝から便通もあり「どっさり出た」と言うので、体調は良さそうでした。

母はまず穴子寿司を食べ、次にトロサーモンを食べると、早くも「お腹がいっぱいだ」と言い始めました。

その後、ウチから持って来たトマト、キューイや玉子焼、焼売、煮物などを食べました。

最後に穴子とトロサーモンをもう一切れずつ食べると「口から出そうだ」と母は笑っていました。

結局、かなりたくさん食べてくれましたが、それでもウチにいた頃と比べると食は細くなったように思いました。

いつまでも同じようには食べられませんが、母は以前インシュリンを打っていてしっかり食べていたので、少し寂しく感じました。

また前夜は7時前にはベッドに入りナイターを聴いたとのことですが、いつものように暑かったと話していました。

それでもこの日も体調は良さそうで、食欲もそこそこあって安心しました。

2021年6月29日 (火)

「歩けなければ元気じゃない」

2年前の2019年6月29日は土曜日、曇り空の蒸し暑い日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、この日も薄手のオレンジ色のカーディガンを着ていました。

外の蒸し暑さと対照的に室内はエアコンが効いていて、そんな中、着替えをしながら部屋で話をしました。

この日はリハビリがあったようですが、母が話してくれた内容の時系列があいまいな感じでした。

一日中曇っているので時間の感覚がわかりにくく、その上まったりと過ごしていたので頭がはっきりしないと、母は言っていました。

リハビリの終了後には七夕の短冊に願い事を書くように言われて、母は『一日も早く元気になるように』と書いたとのことでした。

「元気じゃないの?」と私が訊くと「歩けなければ元気じゃない」と、母は少しムッとしたように言いました。

「歩きたいの?」と再び私が訊くと「良く分からない」と答えましたが、そこには母の複雑な胸中が見えた気がしました。

持病がある母でしたが、足が悪くなければ施設にいる必要はなく、骨折前のように自宅で生活ができるわけです。

前年の秋頃には歩行器を押しながら歩けるところまで回復しましたが、その後心臓の問題も出てきて歩行訓練が少なくなっていました。

母は、訓練が進まないことが歯がゆいのか、自分はもっとできると思っているのか分かりませんが、現状を残念に思っているようでした。

年齢の問題もあって以前と同じようにはいきませんが、体力的にはまだまだ出来そうなので、母には不満が募っていたように思いました。

2021年6月28日 (月)

「悪口を言わないからいい」

2年前の2019年6月28日は金曜日、雲が多いながらも30℃になる暑い日、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいてラジオを聴いていて「歌劇をやっている」と言っていました。

珍しくFMを聴いているようでしたが、そのまま部屋に行って着替えをしながら話をすることにしました。

着替えが終わって、この頃気になっている血圧を測ると、184/79、この日も少し高めでした。

母の話では、この日はタオル折りはしたもののリハビリもなく、まったりと過ごしていたとのことでした。

それから前日に孫から送られて来た曾孫の動画を4本立てで見せました。

その後に、それらの動画を送ってくれた孫に対しての母のお礼の挨拶を動画で撮りました。

その中で母は「涙ぐみながら見ました」と、感動したことを伝えていました。

先日は「子供たちが施設に来て歌ったり踊ったりしてくれて感激して涙が出た」とも言っていました。

それを思い出して母に言うと、母は「子供は悪口を言わないからいい」と言いました。

いずれにしても久しぶりに見た曾孫や幼気な子供の姿に感動する母の様子を見て、私は本当に良かったなと思いました。

最後に、「何かおいしいものは食べた?」と尋ねると「珍しく牛肉が出た」「タレが美味しかった」と元気に笑顔で答えてくれました。

2021年6月27日 (日)

「今日はいろいろあった」

2年前の2019年6月27日は木曜日、28℃になる曇りの日、この日は午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、私が声を掛けると「今日はいろいろあった」と言いました。

この日は入浴をしたとのことで着替えはありませんが、部屋に移動して話をすることにしました。

話を聞くと、この日の朝は血圧を測ると高かったようで、看護師さんが「入浴は止めましょう」と言ったそうです。

それでも母は「体調は良いので入りたい」と申し出て、結局、午前中の最後に入らせてもらったということでした。

「気持ち良かった」と母は喜んでいて、寝苦しい夜が続いていると話していたので、ぜひ入浴したかったのだと思います。

このころは確かに元気があって体調も良さそうでしたから、母が楽しみにしている入浴ができて良かったと思いました。

また、昼寝から目覚めるとコーヒーを飲んだということでした。

おそらく6月の誕生会があったのだと思いますが、母は「食堂に行ったら始まっていた」と言っていました。

その後にはリハビリに行って今さっき戻って来たそうで、確かに母が最初に話してくれたように、この日はいろいろあったようでした。

最後に血圧を測ってみると、196/75、204/84、188/80、3回ともかなり高い値でした。

本人も言うように体調は良さそうで楽しそうに元気に話してくれましたが、この血圧の数値を見るとさすがに心配になりました。

2021年6月26日 (土)

「風が爽やかで気持ち良かった」

2年前の2019年6月26日は水曜日、晴れて30℃にもなった暑い日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

室内はエアコンが効いていて涼しい感じでしたが、母はいつもの場所にいて、おやつを食べて寛いでいたと言っていました。

この日もオレンジのカーディガンを着ていて、エアコンが効いていると少し寒いのではないかと心配してしまいました。

この日は朝一でリハビリに行き、先生とマンツーマンで行えたと笑顔で話してくれました。

運動が一通り終わった後に先生にお願いして、ベランダに連れて行ってもらったとのことでした。

そして「風が爽やかで気持ち良かった」と、嬉しそうな表情で振り返っていました。

先生から「息子さんと一緒に公園に行ったら?」と勧められたそうで「近所に公園があるの?」と尋ねてきました。

母と一緒に散歩をすることは、かなり前から考えてはいましたが、実際に実現したのはこの年の10月になってしまいました。

この点については、もっと早くできたら楽しかっただろうなと、今でも後悔しているところです。

この日は足のむくみも問題なく、便通もあったそうで表情も明るく、リハビリに行ったこともあってか体調も良さそうでした。

ただ血圧を測ると、195/72と高めの数値でした。

この日も母は、元気にたくさん話をしてくれましたが、血圧の数値だけは少し心配でした。

2021年6月25日 (金)

「暑くて良く眠れない」

2年前の2019年6月25日は火曜日、晴れて暑い日でしたが、午後4時10分頃施設に面会のために行きました。

母はまたオレンジ色のカーディガンを着て、いつもの場所にいました。

部屋で着替えながら話を聞くと「最近暑くて良く眠れない」とのことでした。

前夜も暑くて汗を掻いたので、朝起きてから肌着を替えたそうでした。

この日はリハビリもなくまったりと過ごしていたようで、少し顔にもむくみがあるかな、と思いました。

今後はこの日のようにリハビリの無い日も増えるので、何か対策を考えないといけないかな、とは感じていました。

この日の母は、最初は少し元気がないように見えましたが、話をしているうちに徐々に元気になってきました。

室内は暑いので、私が持参した冷たいゼリーを2~3口美味しそうに飲み、やはり冷水よりも味がある方がお気に入りのようでした。

血圧を測ると178/72、この頃としては目立ちませんが少し高めの値が続いていて、心配な点ではありました。

また、このところ便通があまりないとのことで、この点もそろそろ不安になってくる頃ではありました。

最後に、母が「何か言おうとしていたことがあったけど忘れた」と言いました。

気にはなりましたが、思い出したら言ってくれたらいいなというくらいの気持ちでした。

2021年6月24日 (木)

オレンジ色のカーディガン

2年前の2019年6月24日は月曜日、雨が降る最高気温19℃の涼しいくらいの日でした。

午後4時10分頃に面会に施設に行くと、母は新しいオレンジ色のカーディガンを着て、いつもの場所にいました。

ちょうど新しいお習字が貼ってあるのに気付き、見てみると「あじさい」と「つゆ」の2枚でした。

母は「出来が悪かった」と言っていましたが、それほど悪くはなかったように思いました。

確かに「つゆ」の「つ」の字を二度書きしたようで、本人はあまり見たくなく話題にすることも嫌な感じでした。

新しいオレンジ色のカーディガンは、お風呂上りに着せられたようでした。

小さなボタンもしっかり自分で嵌めたとのことでしたが、この日の涼しさには薄すぎるようにも見え、厚手の物に替えてあげました。

この日は朝一で入浴して、午後には昼寝の後にリハビリに呼ばれて忙しく過ごしたようでした。

鼻声も治まり、元気で体調もよさそうでしたが、血圧が186/73と高めなのが少し心配な点でした。

リハビリの先生に「今後回数が減る」と言われたと、少し寂しそうな表情で話していました。

また、前日の食事では「穴子が美味しかった」と言ってくれたので『次も穴子がいいかな』と思いました。

そして前日残念だったスイカも『もう少し甘いところを食べさせてあげたいな』と思いました。

2021年6月23日 (水)

「今日も穴子ですか?」

2年前の2019年6月23日は日曜日、母と一緒にお昼を食べるために午前11時20分に施設に行きました。

ウチからトマト、キューイフルーツを用意して、途中で穴子寿司、焼き鯖寿司、煮物、出汁巻玉子、スイカなどを買いました。

フロアに着いたとき母はちょうどトイレに入っていました。

トイレから出てきた母と一緒に面会室に行くと、この日は誰一人いないで静まり返っていました。

そんな中で母が言っていたのは「今日も穴子ですか?」と聞かれて、職員さんたちにも穴子が評判になっているということでした。

この日も母は穴子には満足してくれましたが、焼き鯖は反応が今一つで食が細くなった感じもあり、すぐ「お腹いっぱい」と言いました。

ただ、それからも結構な量を食べてくれて、穴子の他、トマト、キューイ、煮物などは「おいしい」と喜んでくれました。

ただ、デザートのスイカは少し硬かったようでした。

結局、思ったよりもたくさん食べてくれて、話し声も元気で体調には問題ないようでした。

ナイターがなかったので昨夜のラジオは、つまらなかったと不満そうでした。

このごろはまだ明るいうちにベッドに横になるというので、夜が長くラジオだけが友達なのでしょう。

着替えながら話をしていると、母がトイレに行きたいと言い出したので、それを機に「また明日」と、帰ることにしました。

2021年6月22日 (火)

浅草の話で盛り上がる

2年前の2019年6月22日は土曜日、夏至の日でしたが曇り時々雨の天気でした。

この日は午後4時10分頃に施設に面会に行くと、母はいつもの場所で珍しく隣の人と話をしていました。

いつも前に座っている人が、この日は隣に来たので話をしていたということでした。

その人は浅草あたりで育ったそうで、観音様の話などで盛り上がったのだと言っていました。

母のフロアには認知症の人も多いので、話ができる人が見つかると嬉しそうな様子でした。

この日は言われていた通りリハビリはなく、一日まったりと過ごしていたようでした。

もう鼻水の症状もなく、足のむくみも目立たず体調は良さそうで話し声も元気でしたが、血圧が185/72でやや高めでした。

前夜は夕焼けが良く見えず、横になってナイターを聴いているうちに眠ってしまったとか。

6時半ごろに寝かされたと言い、夜中に起きてラジオで懐メロを聴いたが、曲目は忘れてしまったということでした。

相変わらず夜中は暑いようで、布団がベッドから落ちてしまうことが何度かあったと言っていました。

翌日の日曜日のお昼は何が食べたいか尋ねてみると、特別な希望は言いませんでしたが、やはり穴子寿司が良さそうな雰囲気でした。

そして、トマトとキューイフルーツは欠かせないな、と思いました。

2021年6月21日 (月)

「夕焼けがきれいじゃなかった」

2年前の2019年6月21日は金曜日、28℃の晴れた日で午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいないで、南側に面した窓の所で同室の人と話をしているところでした。

そこから部屋に行って着替えをしながら話をすると、この日も午前中にリハビリがあったということでした。

今週は毎日リハビリをしましたが、明日の土曜日は休みだそうで、土日の二日間は暇になってしまうのかなと思いました。

便通も少しずつはあるそうで、このところ自然に出るのだと言っていました。

この日は血圧も163/69、母にしては特に高くはありませんでした。

むくみもあまり目立ちませんでしたが、触ってみると少し太くなっているのかと思い、軽く揉んであげました。

顔の表情も穏やかな上、元気な声でたくさん話をしてくれて、心身ともに問題はないようでした。

7~8年前に一緒に行った温泉で撮った写真を見せると、あまり反応がなく、よく覚えていないようで少し寂しく思いました。

また、前日のプロ野球で巨人が勝ったことは知っていましたが、昨夜もラジオはあまり聴かなかったと言っていました。

このところベッドに入る時間が日没と重なるので、一日の最後に夕焼けを見るのが楽しみになっているようでした。

ところが、前日は一面の雲に覆われていて「夕焼けがきれいじゃなかった」と、不満そうでした。

2021年6月20日 (日)

体調良好、気分も良好

2年前の2019年6月20日は木曜日、曇っていても28℃まで上がった日、午後4時5分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの場所にいて、お風呂帰りだと話していました。

この日は午前中にリハビリに行き、午後は昼寝をしないで入浴をしたとのことでした。

リハビリは前日に続いて一緒にやっている人の調子が今一つで、母はかなり心配しているようでした。

母自身は前日よりもむくみも目立たず、話す様子にも元気がありました。

また、入浴時には最近着ている七分袖の上着を「いいですね」と褒められた、と嬉しそうに話してくれました。

「昨日の夕焼けもきれいだった」と言いながら、ナイターも聴かずに午後7時前には横になったということでした。

ただ、暑いので夜中に布団をベッドから落としたりしてしまったようでした。

この日は声も風邪気味な感じはなく、体調も良いこともあって、ひたすら元気に話をしてくれました。

やはり、リハビリをやって、入浴もある日は、母にとって一番気分の良い日なのだと思いました。

ただ気になったのは血圧が190/75で、ここ2~3日これくらいの数値で、少し高めなのが心配ではありました。

それでもこの日のように、体調も良さそうで元気に話してくれる日々が続けばいいな、と思いながら私は帰りました。

2021年6月19日 (土)

「見た、きれいだった」

2年前の2019年6月19日は水曜日、28℃にもなった晴れた日、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの位置にいて、半分居眠りをしているようでした。

最初少し元気がないように感じましたが、話をするうちに元気を取り戻してきたように思いました。

母の話では、昼寝から起きると習字をやっていたので書いてみたところ、あまりうまく書けず気落ちしていたようでした。

何を書いたか覚えていないと言いながら、2~3枚いい加減に書いたので満足していないとも言っていました。

また、この日は朝一でリハビリに行ったそうで、一緒に行ったおばあさんの調子が今日はあまり良くなかったと呟いていました。

体調の方は、足のむくみもほとんど無く問題なさそうでした。

前夜はナイターも聴かずに眠ったそうですが、夜中は暑くて布団をベッドから落としたと言っていました。

このところ毎日のように、夜が暑くて寝苦しいと言っています。

着替えると背中が汗ばんでいて、冷たいゼリー飲料が美味しいと勢いよく飲んでいました。

私が「昨日の夕焼け見た?」と尋ねると、母は「見た、きれいだった」と即答してくれました。

このころの夕暮れは午後7時に近く、天気の良い日に母が眠る前の楽しみにしているのは夕焼けを見ることで、昨日は満足できたようでした。

2021年6月18日 (金)

昔話に花が咲く

2年前の2019年6月18日は火曜日、晴れて暑い中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母はいつもの場所で居眠りをしていて、施設から借りている黄色いタオルを下に落としてしまっていました。

部屋に行って話をすると、この日は午前中にリハビリがあったということでした。

また、鼻水もほとんど出なくなって風邪の症状は治まり、足のむくみも全くと言っていいほどなく、体調は良さそうでした。

私が持参した冷水を美味しそうに飲んでいましたが「昨日飲んだ方が美味しかった」と、率直な感想を。

前日はリンゴ味のゼリーを持って行ったので、確かにその通りでしょう。

この日の母も元気にたくさん話をしてくれましたが、特に盛り上がったのが昔話でした。

というのは、6月18日は母の母親の誕生日なのですが、母は親族の誕生日をよく覚えていて、それは90歳を過ぎても変わりませんでした。

この日は私も昭和40年に箱根で撮影したその母親も写った写真を持って行き、それを元にして次から次と母は話をしてくれました。

母親は明治38年生まれだとか、父親は三男で長男は文吉と言い次男は坊さんだったなど、いろいろ教えてくれました。

自分は産婆さんに取り上げられて、お嬢と呼ばれていたとか、今まで知らなかった昔話に花が咲きました。

最後に外の景色を見ながら、「昨日の夕焼けはきれいだった」と穏やかな表情で思い出していました。

2021年6月17日 (木)

「ずいぶん脚が細いですね」

2年前の2019年6月17日は月曜日、晴れて暑いながらも爽やかな空気の中、午後4時10分頃施設に面会に行きました。

母は洗面所で手を洗っているところで、お風呂に行っていて丁度戻って来たのだと話していました。

話をするために部屋に行くと、日当たりが良く強い日差しが入っていたので遮光のカーテンを締めました。

この日は午前中にリハビリをして、昼寝の後、おやつを食べてから入浴をしたということでした。

朝は鼻水が出て、マスクをもらったと言っていました。

確かに声がかすれ気味でしたが、入浴をしたからには熱などはなかったのでしょう。

話をしていても元気で、足のむくみもなく体調に問題はなさそうに見えました。

また、入浴の際には担当の職員さんたちと楽しそうにいろいろな話をしているようでした。

母は肌着としてテニス用のTシャツも着る場合があるのですが、職員さんがそれを肌に直接着せるのかどうか迷っていたと、話してくれました。

その他には「ずいぶん脚が細いですね」と言われたと笑っていました。

母はふっくらとした体型でしたので、あまり細いと言われたことはなかったと思われ、嬉しかったのだと思います。

最後に「昨日食べたスイカは内緒だよ」と私が言うと、母は笑顔で頷いていました。

2021年6月16日 (水)

「あぁ、おいしゅうございました」

2年前の2019年6月16日は日曜日、晴れて30℃になる暑い日、母と一緒にお昼を食べるため午前11時25分頃に施設に行きました。

母はトイレから戻って手を洗っているところで、そのまま9階の面会室に行って食事をすることにしました。

母はこの日の朝も風邪薬をもらって鼻がまだムズムズするようでしたが、声がかすれ気味なくらいで体調は良さそうでした。

9階で良く晴れた外を見て「眩しいくらいだね」、「ここで食べるの?いいじゃない」と窓際に座って嬉しそうでした。

「今日は30℃になるよ」と私が言うと、「夏だね」と母は笑顔で言いました。

少し前に、ある職員さんが「もうじきだね」と言うので、母が「何が?」と訊くと「穴子」と言われたとのことでした。

ただ、この日はいつもの『穴子』と違って『あさりの炊き込みご飯弁当』をスーパーで買って持って行きました。

その炊き込みご飯を始め、おかずの煮物や、焼売やイワシの揚げ物などをたくさん食べていました。

ウチで作ったほうれん草のおひたしやトマト、デザートのキューイフルーツとスイカも食べて「あぁ、おいしゅうございました」と一言。

途中で「お腹いっぱいですね」と言ってからも結構食べ続け「ほとんど食べた、素晴らしい」と自讃していました。

私が思った以上に食欲も旺盛で、ほとんどすべてのものを「おいしい」と言ってくれて、私にとっても楽しい時間になりました。

食べているうちにも段々元気が出てきて、最後には「眠くなった」と満足そうに呟いていました。

2021年6月15日 (火)

雨の土曜日、通院の日

2年前の2019年6月15日は雨の降る土曜日、この日は母の通院の日で午後3時に施設に行きました。

母はいつもの場所でおやつを食べていて、食べ終わってから病院へ行く予定とのことでした。

母は、この日の午前中にはリハビリがあったと話してくれました。

また、鼻水はよく出ているが声はほとんど普通に戻っていて、風邪はかなり良化しているようでした。

おやつが終わって病院に行き、診察室の前で待つ間いろいろな話をしましたが、この日の母は普通に元気でした。

レントゲンを見た先生は前回よりも良化していると言っていて、水分の制限を解除しましょうと言ってくれました。

血液検査では、貧血はやや良化していましたが、腎臓の値がやや悪化していたのが心配でした。

また、血圧を測ると208/80、かなり高めでした。

家で測っていた当時にも時々200を超える血圧を見ていましたが、病院で測った時に見たのは初めてでした。

他の値も以前よりバラつきがあったように記憶していますが、このころは施設に検査結果を渡していたので、はっきりとは分かりませんが。

何かが悪化しているのか、もしくは老化によるものなのか原因はともかく、少し気になる点が出始めたなと思いました。

それでも母は珍しく先生と直接話をしていて、耳も良く聞こえているようでとても元気ではありました。

2021年6月14日 (月)

「仲間入りしましたね」

2年前の2019年6月14日は金曜日、この日は午後4時10分頃、母の面会のため施設に行きました。

母はいつもの場所で目を瞑っていて、おやつを食べてからトイレに行き、丁度休んでいたところだとのことでした。

いきなり「鼻水がいっぱい出た」と言い、続けて「熱はない」とも言っていました。

続いて「昨日お薬もらった」「痰はないのよ」とか「鼻水だけ」と状況を説明してくれました。

ここ数日、痰がからんだり声がかすれたりしていたので、風邪薬をもらって少し改善してきたようでした。

この日は朝リハビリに行ったそうで「朝は寒かった」と思い出していました。

母は入所以来ポーチに小物を入れて携帯していましたが、入所からほぼ一年が経ったので、代わりの新しいポーチを持って行きました。

「そろそろ一年だから洗ってくるよ」と私が言うと「そうねぇ」と母は同意してくれました。

新しいポーチのスヌーピーの柄を見て「いいわね」と母は気に入ってくれたようでした。

また、アレルギーの話から皮膚病のことに話題が及ぶと、母は自分の腕のシワを見て「おばあさんはこうだった」としみじみ語りました。

私が「おばあさんの仲間入りをしましたか?」と尋ねると、母は「仲間入りしましたね」と大笑いをしていました。

風邪も回復気味になり、他の体調もまずまずで、母は話をしているうちにどんどん元気が出てきたようでした。

2021年6月13日 (日)

「また泡で遊んだ」

2年前の2019年6月13日は木曜日、晴れて暑い中、母の面会のために午後4時10分頃に施設に行きました。

母はいつもの場所にも、時々いる南の部屋にもいないので職員さんに訊いてみると「部屋にいるのではないか」とのことでした。

部屋に行ってみると、手前で同室の人が職員さんと話している奥に母の車椅子が置いてありました。

母は自分のベッドでラジオを聴きながら横になっていました。

おやつを食べた後にトイレに行って、その後また寝たとのことでした。

この日は午前中に入浴したそうですが、暑い中昼寝をして汗を掻いていたので、また着替えてもらうことにしました。

起してみると少しかすれた声で、深く呼吸をすると痰が絡むことがあるような感じでした。

この日のお風呂は少し暑かったそうですが「また泡で遊んだ」と、この頃気に入っている泡を出してもらって楽しんだようでした。

便通も時々あって、体調はそれ以外には問題なさそうでした。

この日は家で桔梗が咲いたので写真を撮って行き、それを見せると母はとても喜んでくれました。

最後に部屋の窓が開いていたのでそこから外を見せると「隙間から入ってくる風が爽やかで気持ちいい」と笑顔を見せてくれました。

以前から思ってはいましたが、この言葉を聞いて改めて、母を外の空気に触れさせてあげたいと思いました。

2021年6月12日 (土)

「肉の方がいいな」

2年前の2019年6月12日は水曜日、午後4時5分頃に施設に面会に行くと、母はいつもの場所ではなく、南の部屋で何かちらしのようなものを見ていました。

傍らにおばあさんが二人いましたが、私には二人とも認知が怪しそうな感じに見えました。

そのうちの一人が「おいしいから食べれば」と言いながら、私にティッシュペーパーを渡してくれました。

「ありがとう」と、とりあえず返事をして、母を連れて着替えのために部屋に行きました。

母の話を聞くと、この日は午前中にリハビリをして、午後は昼寝といういつものスケジュールだったそうです。

この日の母の声はまだかすれていましたが、痰はからまず微熱も治まったようで、体調は良さそうでした。

着替えると、蒸し暑いので背中に少し汗を掻いていました。

また、体重が減ったのか、カーディガンの肩パッドが落ちるのだと言っていて、確かに体全体がこじんまりしてきた感じはありました。

また食事の話では、この頃ご飯が硬いと言い「お粥よりはいいけど」と納得しながらも、少し不満が出始めました。

この日は魚臭いミンチが出たそうで「肉の方がいいな」と、日曜日の度に美味しいものを食べているからか、施設の食事が物足りなく感じ始めたのかもしれません。

2021年6月11日 (金)

徘徊する人

2年前の2019年6月11日は火曜日、この日はやや涼しい曇りの日でしたが、午後4時10分頃に施設に面会に行きました。

母はトイレに行っていたので、先に部屋に行って待っていることにしました。

暫く待つと職員さんが母を連れてきて、少し微熱があると話してくれました。

ここ数日、痰がからみ気味でしたので、やはり風邪気味なのかなと思いました。

部屋で着替えながら話をすると、午前中にリハビリがあり、その時は晴れていたので外を眺めたと言っていました。

午後は昼寝をしてからおやつを食べて、そして今トイレに行っていたという、いつものスケジュール。

話し声は元気でしたが時々深いところで痰が絡む感じで、なかなか切れませんでした。

この日の母の健康状態で気になるのはその点だけでしたが、他に気になることがありました。

少し前に入所した認知症らしい男性が、数日前から母たちの部屋に勝手に入ってきているようでした。

同室の人によりますと、夜の睡眠中にも入って来たとか。

母のフロアにはもともと認知症の人はいましたが、徘徊する人はあまり見かけませんでした。

本人がどこまで分かっているのか分かりませんが、少し気持ち悪い気がしました。

2021年6月10日 (木)

「夕飯もしっかり食べた」

2年前の2019年6月10日は月曜日、梅雨時のやや冷たい雨が降る中、午後4時5分ころ施設に面会に行きました。

母はトイレに行っているということで、先に部屋で待っていると、母は「出なかった」と言いながら笑顔で現れました。

この日は午前中にリハビリをして、午後は昼寝をしないで入浴をしたということでした。

その後、水饅頭のようなおやつを食べてトイレに行っていたところだと言っていました。

「爪を切ってもらった」けれども、やすりが欲しいとのことで、また爪切りを持って来てあげなければと思いました。

この日は話をしている間に何回か痰がからみ、母は「出し方がわからない」と言うので、何度か練習しました。

なかなか上手にできませんでしたが息苦しさはないようなので、しばらく経過観察をしようと思いました。

また、前日の食事については「がんもどきが美味しかった」との感想でした。

キューイフルーツもお気に入りのようでしたが、最初に食べたはずのスイカは食べた記憶がないと言っていました。

ただ、お腹いっぱい食べたことは覚えていて、「夕飯もしっかり食べた」と笑っていました。

この日は外は少し寒い雨でしたが、室温は24℃あり、お風呂上りということで母の体は暖かく寒くはなさそうでした。

元気にたくさん話をしてくれましたが、声はやはり少しかすれ気味で痰もまだ切れていないので、その点は少し心配でした。

2021年6月 9日 (水)

久しぶりに血圧測定

前日に6月9日のことを書いてしまったため、今日は2019年6月8日を取り上げていきます。

この日は午後4時5分頃に面会に行くと、母はいつもの場所ではなく南側の部屋でラジオを聴いていました。

いつもの場所は暑いらしく、今さっきリハビリから戻ったこともあって、少しでも涼しいところにいたようでした。

このころは声がかすれ気味なことが多く気になっていましたが、母によると苦しくはなく鼻が詰まったような感じがすると言っていました。

そして、この日のリハビリは3人でやったとのことで、この週としては5日連続ということになりました。

また、部屋での着替えでは、やはり背中が汗ばんでいて、タオルで強めに拭いてあげると喜んでくれました。

前日に、このごろ血圧を測っていないと言っていたので、持って行った血圧計で測ってみました。

一回目が200/82、二回目が196/82と、かなり高めの数値が出ました。

今後は参考値として血圧も測っておいた方が良さそうだと思いました。

最後に、翌日の日曜日に何を食べたいか尋ねてみると、はっきりした返事はありませんでしたが、また穴子か、トマトとキューイは外せないなと感じました。

この日も割と元気良くいろいろと話をしてくれましたが、声が終始かすれ気味だったことが気になりました。

2021年6月 8日 (火)

「いっぱい出た」と笑顔

2年前の2019年6月9日は日曜日、母と一緒にお昼を食べることになっていて、午前11時15分頃に施設に行きました。

家からトマト、キューイフルーツ、ほうれん草を持って行き、途中でお赤飯とのり巻き、焼売、煮物、鰯の竜田揚げ、スイカを買って行きました。

母はまずスイカを一片食べて、鰯、赤飯、のり巻きと食べたところで「お腹がいっぱいになってきた」と言いました。

ただ、それから煮物を食べ、家から持って行ったトマト、キューイ、ほうれん草を「おいしい」と、言いながら食べてくれました。

最後にデザートとして、レモン味のチーズをこれも「おいしい」と、食べていました。

この時、食事をしていたテーブルの上には造花のアジサイが置いてあり、母はそれを手に取ってしげしげと見ていました。

食後にお茶を飲んでいると、「トイレに行きたくなった」と言うので部屋に戻ることにしました。

暫くしてトイレから戻ってきた母は「いっぱい出た」と笑顔で喜んでいました。

この日は雨降りでやや寒い日でしたが室内はやや蒸し暑いので、着替えはいつもの七分袖のものにしておきました。

そして、いつものように母の背中は少し汗を掻いていました。

便通があって安心したのか食事前よりも元気が出てきて、話し声にも力が入って来たように感じました。

測ってみた血圧も問題なく、その数値を見せると母は喜んでいました。

2021年6月 7日 (月)

梅雨入りしました

2年前の2019年6月7日は金曜日、曇りのち雨で蒸し暑く、梅雨入りが発表された日でした。

この日は午後4時10分頃施設に面会に行くと、母はいつもの場所にいてラジオを聴いていました。

母の話では朝からリハビリがあって、その前には便通もあり忙しかったとのことでしたが、その他には特に行事はなかったようでした。

この日はリハビリのことを中心に、たくさん話をしてくれました。

リハビリの相棒がいつもと違う人だったとか、輪投げの台がきれいに塗ってあったとか、腕の運動を30回やったことなどを教えてくれました。

また、梅雨入りしたことを知っていたので、「日が差したら日光浴をした方がいいよ」と、勧めておきました。

他には珍しく、入所者の人たちの様子を色々と話をしてくれました。

中には少し迷惑に感じている人もいるようでしたが。

前夜はナイターも聴かずに寝てしまったとのことで、そのためかこの日は、この頃よく訴えていた目の不調を気にしていませんでした。

全体的にこの日は口数も多く、機嫌も良くて、体調に不安はなさそうでした。

ただ、「最近は血圧を測らない、入浴の前も測らなかった」と、少し心配そうに言っていました。

それを聞いて、今度は血圧計を持って来ようと思いました。

2021年6月 6日 (日)

「暑くて暴れていた」

2年前の2019年6月6日は木曜日、晴れて最高気温が32℃まで上がるような暑い日でした。

この日は午後4時10分頃施設に面会に行くと、母はいつもの場所にはいませんでした。

周囲を探してみると、南側の部屋でラジオを触っている母の姿を見つけました。

母によると、いつもの場所は暑いしラジオも入らないので、こちらに移動してきたと言っていました。

この日は午前中にリハビリも入浴も済ませたということでした。

便通は既にあったようですが「朝から目がよく見えない」と言っていて、暑さもあってか少し元気がありませんでした。

それでもいろいろ話をしてくれて、前夜はナイターを聴いて巨人が負けたことを知っていました。

また、睡眠中も「暑くて暴れていた」と笑っていました。

この日も私が持って行った水筒の冷水を3口ほど美味しそうに飲みました。

「お腹の中まで冷たくなった」と、多少元気になったのか笑顔を見せてくれました。

このころは毎日、室内の暑さにバテ気味なこともあって母の声に力がないことも多く、少し心配に感じることもありました。

余計な心配をしたからか、この日は初めて入浴後の洗濯物を持たずに帰ってしまいました。

2021年6月 5日 (土)

冷奴?

2年前の2019年6月5日は水曜日、曇りながらも最高気温が28℃まで上がった蒸し暑い日でした。

この日は午後4時10分頃、施設に面会に行くと母はいつもの所にいました。

母は「どこにいても暑い」と言っていて、少しバテ気味の様子でした。

確かにたくさんの人が集まっている割にエアコンがあまり動いていないのか、熱気が溜まっている感じがしました。

部屋に着替えに行くと、前夜寝汗を掻いたために替えた肌着が洗濯物として置いてありました。

母は「お風呂も入っているのに体が痒い」と言っていました。

室内の暑さで、ずっと汗ばんだ状態が続いているようでした。

この日は午前中タオル折りをしてからラジオ体操をしていると、リハビリに呼ばれたと教えてくれました。

いろいろと話をしていると喉が渇くようで、私が持って行った水筒の冷水を美味しそうに2~3口飲んでいました。

また、前日言われた爪切りを持って行き一通り切ってあげると、母は自分でやすりを使って念入りに削っていました。

そして食事のことを尋ねると、「冷たい水に入った小さく切った豆腐がおいしかった」と、冷奴でしょうか?

この日は暑さのためか全体的にボーッとした感じがありましたが、体調は悪くはなさそうでした。

2021年6月 4日 (金)

「車椅子がへたくそだ」

2年前の2019年6月4日は火曜日、最高気温27℃の蒸し暑い日でした。

午後4時5分頃、施設に行くと母はいつもの場所にいて「人が多くて暑い」と言っていました。

部屋で着替えながら話をすると、この日は午前中にリハビリをして、午後は昼寝をして今おやつを食べたところだとのことでした。

背中を拭いてあげると、かなり汗ばんでいて、同時に髪が伸びたことに気づきました。

母は「そろそろ爪も切りたいな」とも言いました。

今朝はラジオ体操をして、タオルを折っているとリハビリに呼ばれたそうで、いつも一緒の人が頑張って立てるようになったと教えてくれました。

また、時々話をする隣の席の人に、入所当時は「車椅子がへたくそだ」とよく言われたと、今更ながら振り返っていました。

この日もいろいろと思い出しながら話をしてくれて、最初の暑さにバテたような様子から徐々に元気が出てきました。

穴子寿司を食べた話をしたら、職員さんの中にも穴子寿司を買って帰った人がいたと笑っていました。

そして職員さんは皆、汗びっしょりになって面倒を見てくれると、しみじみと話してくれました。

最後に途中の道端で撮ったアジサイの写真を見せると、母はとても喜んでいました。

2019年6月4日

2021年6月 3日 (木)

子供たちに感涙

2年前の2019年6月3日は月曜日、この日は午後4時10分頃、母との面会のために施設に行きました。

母はいつもの場所にいましたが、「お風呂から帰ったところ」だそうで、頬の辺りに触れるとポカポカしていました。

私が「部屋に行って話をしようか?」と誘うと「いっぱいある」と母は笑顔で答えてくれました。

まず第一に、しばらく悩んでいた便通が朝からあったと喜んでいました。

次に午前中には、どこかの幼稚園児たちが歌と踊りを披露してくれて皆で楽しんだということでした。

内容は良く分からなかったそうですが、感動で涙が出て、最後に一人一人と握手をしたとも言っていました。

「上手だったね」と、声を掛けても子供たちは無表情で「そういうことはあまりしないんだけどね」と、少し照れ臭そうに言っていましたが、皆がやっていた上、感動を抑えられなかったようです。

午後はおやつを食べてから入浴をして、クリームを塗ってもらったということでしたが、昼寝もなく忙しい日だったとのことでした。

また「昨日はごちそうさまでした」と言ってくれて、トマト、キューイ、トロサーモンがおいしかったと、振り返っていました。

ただ、水分やカロリーが制限されているのに、毎週食べて大丈夫なのかという心配をしていました。

それでもこの日は、気分も高揚している上に体調も良さそうで、笑顔でたくさんの話をしてくれました。

2021年6月 2日 (水)

穴子と記念写真

2年前の2019年6月2日は日曜日、母と一緒にお昼を食べるため午前11時15分頃に施設に行きました。

母は南向きの窓の所で他の入所者の方と話をしていて「どこも暑いからここに来た」と言っていました。

その前にトイレに行ったけれども、今日もまだ出ていないということでした。

そのような話を聞いてから、食事をするために面会室に行きました。

まず、穴子寿司を持ってもらって記念写真を撮りました。

それから穴子寿司、のり巻き、サーモン丼を一口ずつ食べてから、トマト、キューイ、ゴーヤチャンプルを食べました。

母は「ゴーヤの味を思い出した」と言いながら、ウチで作ったゴーヤチャンプルを美味しそうに食べてくれました。

ハウスミカンをデザートに食べながら「ミカンは缶詰のようなものがよく出る」と言っていました。

この日も途中で「お腹がいっぱいだ」と言ってからも、母は結構な量を食べていました。

相変わらず旺盛な食欲を確認して、私は安心しました。

ただ、この日は少し耳が遠いように感じられて、話を聞き返されることが何回かありました。

またリハビリがないからか、車椅子とベッドの移動の際に「足に力が入らない」と言い、心配な点も出てきました。

2019年6月2日

2021年6月 1日 (火)

「情けない試合だった」

2年前の2019年6月1日は土曜日、午後4時10分頃に施設に面会に行くと、母はちょうどトイレに入っているところでした。

トイレから出て手を洗い、着替えながら話をするために部屋に行きました。

リハビリから戻ってトイレに行っていたとのことで、「リハビリはいつものおばあさんと一緒だった」と教えてくれました。

この日のリハビリも最後に立ち上がって外が見えて「風が強いんだね」と、外の様子の感想を言っていました。

着替えの際には、いつものように背中を拭いてあげましたが、やはり少し汗ばんでいました。

母は背中が痒くなると無意識に力いっぱい掻いてしまうことがあるので、その点は気をつけてあげる必要がありました。

脚のむくみはほとんどなく、瞼にもむくみはなく、この日も体調は良さそうで元気な声でたくさん話をしてくれました。

「明日は昼食を持ってくるけど何か希望はある?」と尋ねると「穴子寿司」と言いました。

先日食べて気に入ったようで、また穴子とトマト、キューイフルーツは外せないな、と思いました。

ただ、食欲はあるようでしたが便通が昨日今日とないそうで、その点は心配でした。

前日はラジオで巨人戦を聞いたそうで「情けない試合だった」と呟いていました。

巨人が負けたことも知っていて、とにかく元気な母でした。

« 2021年5月 | トップページ | 2021年7月 »

最近の写真