「夕べ考えたことがある」
2年前の2019年5月25日は土曜日、最高気温が32℃まで上がる晴れて暑い日でした。
この日は午後4時5分頃に施設に面会に行くと、母はちょうどトイレに入っているところでした。
少し待っていると、笑顔でトイレから出てきました。
この日はおやつを食べてからリハビリに行ったそうで、いつにもまして元気な声でいろいろと話してくれました。
部屋に移って、着替えながら話をしていると「夕べ考えたことがある」と言うので、私は何かなと思いました。
母の話では、暗い場所で歌詞カードが良く見えなかったので「眼鏡がもう少し良く見えればいいなぁ」と、思ったということでした。
母はしばらく度数の合った眼鏡を作っていないので、ほとんどの場合に拡大鏡を使っていました。
何か新しいことに挑戦する気持ちが出てきたのか、体調も良いのでかなり意欲的になってきた感じがしました。
もう一点母が気にしていたのは、入浴時にはいつも体重を測るそうですが自分の体重が分からないと。
ただ、どうも体重が減っていると思っているようで、筋肉が落ちているのを気にしていて「あまり細くなるのは嫌だ」と言っていました。
施設の食事も一時期よりも少ないようで「今日はおすましに小さな豆腐が5つくらいしかなかった」と、少し不満そうでした。
そこで翌日の昼食にはトマトとキューイフルーツを持ってくることを約束すると、母は笑顔で頷いてくれました。
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