「バナナ半分食べたいね」
2年前の2019年5月16日は木曜日、この日は午後4時10分頃、施設に母の面会に行きました。
母はいつもの場所にいて、入浴して今さっきベッドでクリームを塗ってもらったと言っていました。
この日の午前中にはリハビリに行き、お昼にはうどんを食べたということでしたが、うどんはあまり好きではないので少し残したとも話していました。
お風呂から上がって間もないので、家から持って行った冷水を「おいしい」と言いながら飲んでくれました。
その他には、前日に巨人が負けたとか、相撲も少しはラジオで聴いたと話してくれました。
また、以前よく行っていたスーパーのチラシ広告を見せると「懐かしいね」と言って、母はしばらく見ていました。
「バナナ半分食べたいね」そんなことも言っていました。
このころ時々持って行ったキューイフルーツを「おいしい」と言いながら食べていたように、母はほとんどの果物が好きでした。
施設や病院では、せいぜい缶詰のミカンくらいしか出ないようでしたので、チラシを見てバナナが食べたくなったようでした。
食べたいのが「半分」というのも母らしく、この日の元気さを表している言葉のような気がしました。
そして最後にカレンダーを見た時に「5月も半分終わっちゃったね」と、しみじみと呟いていました。
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