「自分だけうどんなのか?」
2年前の2019年4月20日は土曜日、晴れて暖かい日でした。
午後4時頃に施設に面会に行くと、母はいつもの位置にいて「暑い」と言いながら、少し眠たそうにしていました。
この日も午前中にリハビリがあって、便通もあったとのことでした。
また、お昼は時々出てくる短いうどんで、味はイマイチでしたが全部食べたと言っていました。
前日、日曜日に昼食を持ってくると話しておいたことで、母はこの日と勘違いしていたようでした。
そのため、お昼にうどんを出された時に、私が来れなくなったので「自分だけうどんなのか?」と思ったということでした。
母は以前から日にちを勘違いすることがよくあるので、なるべく予定はギリギリまで伝えないようにしていました。
今回もそのケースで、楽しみに思っていたから気が逸っていたようです。
部屋へ行って着替えをしていると、暑い時季になったからか、母の背中が汗ばんでいました。
その背中を拭いてあげると「気持ちいい」と喜んでくれました。
そういえば母がウチにいた頃は、毎晩、タオルで身体を拭いてあげていたことを思い出しました。
帰り際に「明日は一緒にお昼を食べるよ」と確認しておきました。
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