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2021年4月20日 (火)

「自分だけうどんなのか?」

2年前の2019年4月20日は土曜日、晴れて暖かい日でした。

午後4時頃に施設に面会に行くと、母はいつもの位置にいて「暑い」と言いながら、少し眠たそうにしていました。

この日も午前中にリハビリがあって、便通もあったとのことでした。

また、お昼は時々出てくる短いうどんで、味はイマイチでしたが全部食べたと言っていました。

前日、日曜日に昼食を持ってくると話しておいたことで、母はこの日と勘違いしていたようでした。

そのため、お昼にうどんを出された時に、私が来れなくなったので「自分だけうどんなのか?」と思ったということでした。

母は以前から日にちを勘違いすることがよくあるので、なるべく予定はギリギリまで伝えないようにしていました。

今回もそのケースで、楽しみに思っていたから気が逸っていたようです。

部屋へ行って着替えをしていると、暑い時季になったからか、母の背中が汗ばんでいました。

その背中を拭いてあげると「気持ちいい」と喜んでくれました。

そういえば母がウチにいた頃は、毎晩、タオルで身体を拭いてあげていたことを思い出しました。

帰り際に「明日は一緒にお昼を食べるよ」と確認しておきました。

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