「おやつが出なかった」
2年前の2019年3月8日は金曜日、前日に入院した母の面会に行ったのは午後6時ころでした。
母は入院した時と同じ部屋にいて、ちょうど食事中でした。
施設の食事と違い、形のはっきりしたものを箸を使って食べていましたが、母の顔色は良く、食欲旺盛な食べっぷりという感じでした。
「朝はパンが出た」と嬉しそうな表情で話してくれました。
心不全と診断されてから施設では制限食になり、かなり不満が募っていたようでしたから、病院の食事を美味しそうに食べていました。
「おやつが出なかった」と不満そうに言いながらも、食事は病院の方が気に入ったようでした。
同じフロアへの入院は3回目なので、顔馴染みの看護師さんが次々に挨拶に来てくれて楽しかったとも言っていました。
かなり元気になって逆に退屈だったのか、看護師さんから借りたと思われる料理の本がベッドサイドに置いてありました。
覚醒レベルも高く、耳の聞こえ方も良好で目もおそらく良く見えているようでした。
前日まで十日間くらい、具合が悪そうにしていたのがウソのようにも思えました。
原因としては塩分不足、貧血または心臓の状況によるのか分かりませんが、母は病院の点滴で元気になることがありました。
母は「昨日お風呂に入らなかったから良かった」と言っていましたが、朝早く施設に電話して診察をお願いして良かったと私も思いました。
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