「巨人と広島だ」
2年前の2019年3月27日は水曜日、この日も午後3時40分頃に母の病室に面会に行きました。
病室に入ると母はこちら側を向いて横になっていました。
話し始めると「誰もいない」とか「整理しようと思っていた」などと良く理解できない言葉を発していました。
どうもカーテンで隔離されているので、周囲の音が聞こえず放っておかれているようで、不安になってしまったようでした。
ただ、話をしているうちに「お昼の玉子焼きが美味しかった」などと、少しずつ思い出してきました。
また、看護師さんと見頃になってきた桜を見に行こうと話したことも教えてくれました。
その他には「ずっと静かだった」「夜中に起きたりした」「おしめの交換は何度かしてもらった」など言っていました。
この日もずっと寝たまま話をしたので鼻声でしたが、声を聞いていても元気な感じがしました。
とりあえず隔離ということで人との接触がほとんど無く、最初は少し寝ぼけ気味だったようでした。
それでも食欲もあり、話し声も元気なことが分かって安心できました。
「金曜日からはプロ野球が始まるよ」と私が言うと「巨人と広島だ」と、母はなぜか知っていました。
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