「ゆっくり食べて」
2年前の2019年1月13日は日曜日、午後4時頃面会に行くと母はいつもの位置にいました。
母に挨拶をする前に職員さんが話しかけてきました。
この日の母の昼食を出していいのかどうか、少し迷ったという話でした。
というのは、私が日曜日の昼食にパンを持ってくる、というようなことを職員さんと木曜日に話したからでした。
ただ、翌日の金曜日の食事にパンが出たことを聞いたので、今回はいいかなと思って止めたのでした。
母にもその話はしていないので断る必要もないかと思ったのですが、職員さんが心配してくれたようです。
私がお昼に現れないので、母には「ゆっくり食べて」と言って昼食を出したということでした。
母は「変だな」と思いながら食べたと言い「何かパンの話もしていた」と不思議そうにしていました。
先日のパンの感想を聞くと「おいしいパンだったよ」と言いながらも「めったに出ないからね」と残念そうでした。
そこで「耳元でパン食べたいと囁けば、また出るかもしれないよ」と、私が母の耳元で囁きました。
それを聞いて母は大笑いをしていました。
この日から始まる大相撲の話などもして、母は気分も良さそうで、とても元気でした。
« 「今日は大変だった」 | トップページ | 成人の日の振袖姿 »
「介護・医療」カテゴリの記事
- ラジオの「音がうるさい」(2023.09.23)
- 「その辺りを歩きたいね」(2023.09.22)
- リハビリと植木鉢(2023.09.21)
- 腿上げ20回「何だか軽い」(2023.09.20)
- 「こんな子が欲しいね」と笑顔(2023.09.19)
「母の思い出」カテゴリの記事
- ラジオの「音がうるさい」(2023.09.23)
- 「その辺りを歩きたいね」(2023.09.22)
- リハビリと植木鉢(2023.09.21)
- 腿上げ20回「何だか軽い」(2023.09.20)
- 「こんな子が欲しいね」と笑顔(2023.09.19)
コメント