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2021年1月26日 (火)

「キャー、冷たい!」

2年前の2019年1月26日は土曜日、曇りで北風の強い寒い日でした。

この日も午後4時過ぎに面会に行くと、母はいつもの場所にいました。

後ろから向かい側の鏡に向かって手を振ると、私に気づき「寒いでしょ」と話掛けてきました。

おやつの時間まで、ラジオを聴きながら昼寝をしていたので外が寒いことを知っていました。

この日は何もなくまったりと過ごしていたようで、昼寝もぐっすりとよく眠れたと言っていました。

「今日は何もないから皆寝てるよ」と、確かに多くの人がテーブルに伏せて寝ていました。

この日はタオル折りもなく「ただ飲んで食ってだよ」と母。

部屋に着替えに行くと、部屋もいつものような暑さはないので、母の背中も汗をかくこともなく、珍しくサッパリしていました。

それでもクリームを塗るために母の背中に私の手が触れると「キャー、冷たい!」と声を上げました。

この日は北風が強く、向かい風の中をずっと歩いていた私の手はとても冷たくなっていました。

母はいつも、「介護してくれる人の手の冷たさで外の寒さが分かる」と話していました。

「今夜はカキなべだ」と私が言うと、母は「あらいいわねぇ、カキなんて出ないね」と残念そう。

「じゃ、また来ます」「ありがとう」この日も母は体調が良さそうで、声も元気でした。

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