「ブラウスを着て行きたい」
2年前の2018年12月5日は水曜日、曇り空の中この日も午後4時前に施設に行きました。
翌日が病院での診察なので、母に挨拶をする前に看護師さんと話をしました。
受け付けと採血は施設の方で済ませるので、病院から呼ばれてから行けば良いということでした。
看護師さんと打ち合わせが終わり母の方を見ると、この日も暑いようでお気に入りのカーディガンを着ていませんでした。
面会室に行って話を聞くと、朝から便通があったとのことでした。
午前中にはラジオ体操をしてからタオル折りをして、午後はいつものように昼寝をしたそうです。
退院後は毎日昼寝をしているからか、足のむくみはあまり目立っていませんでした。
翌日の通院の話をすると母は「ブラウスを着て行きたい」というようなことを言っていました。
私は病院に行くのだからパジャマでもいいのではないかとも思いましたが、母は元々それなりの服装をしないと外出しないタイプでした。
今にして思えば施設に入所後は着飾ることもなかったわけで、少しはおしゃれをさせてあげれば良かったかな、とも思います。
このころ母はよく「足が痒い」と言っていたので、この日も保湿クリームを塗ってあげました。
前日も塗っていたので「夜も痒くなかった」と喜んでいました。
最後に一緒に窓の外を見ましたが、曇り空で夕焼けは見られず残念そうな表情の母でした。
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