「後は、紅白歌合戦を聴くだけ」
2年前の2018年12月31日は月曜日、晴れて寒い日でした。
この日も午後4時頃に面会に行くと、母は定位置にいて「丁度トイレから戻ったところ」だと言っていました。
昨日、今日とまだ便通がないとも言っていました。
この日は午前中はタオル折りをして、午後に入浴をしたので、お昼寝タイムはなかったとのことでした。
持参した新聞に紅白歌合戦の曲順が載っていたので見せると、ハズキルーペを掛けて見ていました。
そこそこ見えているようで、しばらく見入っていました。
この日のお風呂では、背中にたっぷりお湯を掛けてくれて気持ちが良かったと喜んでいました。
その後、背中と足が痒いと言ったら保湿クリームを塗ってくれて、またドライヤーもしてくれたと嬉しそうでした。
「だから今日はきれいだよ」と、気分も良さそうで、ご機嫌でした。
また大晦日のこの日は、夕食にはそばが出ると言われているとのことでした。
「後は、紅白歌合戦を聴くだけだ」と、既に母の中では予定を決めているようでした。
体調も良さそうな上、気持ちも安定していて、良い年越しができそうな母の状況でした。
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