「そうだね、あそこでね」
2年前の2018年11月11日は日曜日、午後3時過ぎに母の病室に行きました。
この日も左側を下にして寝ていましたが、トントンと叩くと起きていたようで、すぐに目を開けました。
ずっと寝ていたからか鼻が詰まったような声でしたが、話し声には元気がありました。
左側の顔と腕がまだ少しむくんでいましたが、だいぶ回復しているように見えました。
看護師さんには「もっと早く来ればよかったのに」と言われたことを教えてくれました。
私もずっと心配していましたが、施設に入っているとなかなか思うようには動けませんでした。
また、前日施設に行った時に、同室の方が心配して寂しがっていたことを伝えました。
すると母は「けんか相手がいなくなってね」と言いながら笑っていました。
この日は全部着替えてさっぱりしたと、気持ちの良さそうな表情をしていました。
最後に脚を見せてもらうと、すっかり細くなっていて「枯木のようだ」と言うと母はまた大笑いをしました。
「また鍛えないとね」と私が言うと「そうだね、あそこでね」と、リハビリに対する意欲を見せる母でした。
今から振り返ってみても、母はリハビリ、特に施設のリハビリルームがお気に入りだったなと思います。
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