愛用のラジオ
2年前の2018年9月8日は土曜日で、母はリハビリもなくゆっくり過ごしていたようでした。
午前中はまったりと過ごし、午後には近々予定されている敬老会のための出し物の練習をしたということでした。
『青い山脈』を歌いながら紐の付いた棒を振ったり、他にも何曲か歌う練習をしたと話してくれました。
この日はハズキルーペを使って歌詞を見てみたら結構見えた上に、職員さんから「似合うね」と言われたと喜んでいました。
また、明日から相撲が始まることを職員さんに教えてもらったとのことでした。
その時母は、「新聞もテレビも見ないからバカになるかな?」と思ったと話していました。
このころの母の情報源は、専ら愛用のラジオでしたから。
そういえば、いつのころからか母は、ラジオを聴きながら寝るようになりました。
そのため、2~3日に一度寝る前にラジオの電池を替えるのが私の仕事になりました。
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