西日が差し込む部屋で
2年前の2018年9月19日も午後4時ごろに面会に行きました。
母はいつもの位置に座っていたので、後ろから向かいの大きな鏡に向かって手を振ると、気が付いたようでした。
この日は午前中一番にリハビリがあって、中3日空いていたので頑張ったとのことでした。
歩行器はやりませんでしたが、手すりの伝い歩きを2往復して、背筋を伸ばして歩いたら先生が手を叩いて喜んでくれたそうです。
また、空いた時間に間違い探しをやった時に、眼鏡と拡大鏡を使っていたら「すごいわねぇ」と言われたとか。
母は着物の柄が違っていたように思うけど、答えを教えてくれなかったと言っていました。
他には「今日は2度目のパン粥が出て、美味しかった」「リハビリをやったから足も軽い」などと話してくれました。
ところで、この施設の窓は西向きのものが多いので、この日のように晴れた日は室内も暑くなりがちでした。
母も暑く感じていたようで、持参した冷水を美味しそうに2~3口飲みました。
着替えのために母のベッドのところへ行くと、開け放たれた窓から、ベッドからその手前の床まで西日が入ってきていました。
この半年間、色々なことがありましたが『もうそんな時季になったのだな』と改めて思ったものでした。
このころが母が最も明るく楽しく過ごした時期でもあったように思います。
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