「息子が決めている」
母に毎日会いに行く、その理由は幾つか上げられます。
そのうちの大きな一つは洗濯です。
施設で洗濯してもらうことも確か一日100円くらいで出来たと思います。
ただ着替えを手伝うことで、私にも母の体調をチェックすることができました。
これは別に意図したことではなく、結果的に良かったと思います。
それから母の衣類に関心を持たざるを得なくなり、ネットやスーパーで高齢者用の衣類を調べることも多くなりました。
高齢者用の服は地味なものが多いのですが、私は母のためにはなるべく色や柄の明るいものを買うことにしていました。
母が自分で買う服はやはり地味目のものが多いので、あえて明るいものを選んでいました。
母は施設で服や帽子のことを聞かれると、「息子が決めている」と答えていたようです。
年齢の割に明るいものを着ていると話題になることも多かったようですが、母も悪い気はしていなかったように感じました。
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