フィラのポシェット
母の施設での第二の人生は、積極的、行動的に日々の生活を本当に楽しんでいるように感じました。
例えば9月に施設の敬老会が予定されていて、8月頃はそのために歌の練習をしていたそうです。
歌詞を見ながらの練習だそうですが、歌詞が書かれた冊子の文字が小さいので眼鏡が欲しいと母が言いました。
それを聞いて私は「そうだ、小物入れのようなものを持って行ってあげよう」と考えました。
その時買ったのが、赤いフィラのポシェットです。
母はこれをとても気に入ってくれて、いつも身の回りに置いていました。
起きているときは車椅子に乗せて自分の脇に置き、寝ているときはベッドの枕元に置いていました。
中にはもちろん眼鏡とラジオ、ティッシュとハンカチが必ず入っていました。
このポシェットは母の施設での生活に欠かすことのできないものになっただけでなく、母のトレードマークの一つになりました。
そのポシェットは2年前の丁度今頃、2018年8月14日に買ったものでした。
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