「おっぱいが小さくなっちゃった」
2018年8月25日、この日も大体いつもと同じ時間に面会に行きましたが、母はいつもの定位置にはいませんでした。
探してみると、少し奥のテーブルに何人かの方と一緒に座っていました。
話を聞いてみると、おやつを食べてトイレに行き、手を洗っていると懐メロが聞こえてきたそうです。
見ると年上のおじいさんが奥のテーブルで森繫久彌のCDを聞いていたので、一緒に聞かせてもらっていたとのことでした。
そこには大正生まれのおばあさんもいて、おそらくその人が最年長ではないか、との母の話でした。
施設にすっかりなじんで、いろいろ新しい情報も仕入れていた母でした。
この日のおやつは、バームクーヘンと紅茶だったことも教えてくれました。
また、この日は35℃の猛暑で、施設内も暑いので持参した水筒の冷水を飲ませると「おいしい」と言ってくれました。
このところ足が痛む日もありましたが、この日は足が軽くて調子が良いのにリハビリがなくて残念だ、とも話していました。
最後にベッドで着替えさせていると母が「おっぱいが小さくなっちゃった」と言いました。
それに対して私が「もう赤ちゃんも生まれないだろうから、いいんじゃない?」と返すと「そうだね」と母は笑っていました。
足のむくみもほとんどなく、心身ともに好調で母の笑顔が輝いていました。
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