「おしゃれする時に困る」
2018年7月2日午後3時30分、病室に面会に行きました。
この日の母は午前中にお風呂に入り、午後はリハビリをして、少し前にベッドに横になったところだとのことでした。
この日のリハビリでは、いつもの運動の他に「積み木みたいなものを5~6回やった」と言って、幼稚園以来だと大笑いしていました。
手すりに沿っての歩行は「以前より良くなった」と先生に褒められたので、「先生のおかげです」とお礼を言ったと笑っていました。
この日も元気で陽気で良く喋ってくれましたが、一つこだわっていることがありました。
「ちょっと考えた、夏服のこと」「タンスを一度見に行かなきゃいけない」「おしゃれする時に困る」と言いながら大笑い。
服装の心配もあるのでしょうが、一度家の様子を見に帰りたいという意思表示だったかもしれません。
このころ、はっきりと家に戻りたいという言葉は聞きませんでしたが、少しはそんな気があるようにも感じていました。
そこで、前もって家から持って行っていた夏服が病室のタンスに入っていたので見せてあげました。
「あら、いいじゃない。あることが分かれば安心だ」と、ひとまず安心してくれました。
この日は、新しい環境に移動することにも前向きなようで、こちらも安心しました。
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