感動のリハビリ見学
2018年6月28日は母のリハビリを見学するために午前10時30分に病室に行きました。
病院としては、親族が次の行き先を考えるために、母がどの程度動けるかを見て欲しいということでした。
「誰が見に来るの?」母は外部から誰かが見に来て、テストのようなことをするものと思っていたようで、大変に緊張していました。
リハビリの先生が病室に現れ、一緒にリハビリルームに移動して、まず左右の手すりをつかんで立ち上がる運動から始めました。
緊張した面持ちの母が手すりを掴んでゆっくりと立ち上がり、背筋を伸ばしました。
私は母のその真剣な表情を見たとき、ほんのひと月前には意識不明で入院したことを思い出して、涙が出そうなくらい感激しました。
次には、立ち上がって手すりから手を離して10数える運動を5回、その次は手すりを掴みながら3メートル歩く運動を2往復しました。
その後には、この日が初めてという横歩きまで行い、母は「ハァハァ」と息が切れるほどの相当ハードなリハビリとなりました。
考えていた以上に厳しい運動を、考えていた以上の動きで一生懸命に行う90歳の母を見るのは感動的でした。
「6月に入ってから飛躍的に向上しました」とリハビリの先生が言いました。
先生の話では、骨折で入院した時とは母の気持ちが違うので、進み方も早いということでした。
「順調に進めば、歩行器で歩けるくらいまで回復しそうですね?」との私の言葉に先生も頷いてくれました。
リハビリルームを出て「あの部屋を出るとホッとしますか?」先生が母に質問しました。
「そうですね」母はその問いに同意しましたが、その表情は満面の笑顔でした。
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