手を離して10
2018年6月19日15時45分、面会に行くと母のベッドの方から何か話し声が聞こえていました。
「寒いよう、寒いよう」母が窓の方を向きながら、寝言のように言っていました。
見ると窓が開けられていて、涼しい風が入ってきていましたが、母の体に触れてみると冷たいことはなく、むしろ熱いくらいでした。
手を握りながら「また来たよ」と言うと、目を開けました。
この日もリハビリをして、食堂でお昼を食べて、しばらくしてから戻り、そのまま寝ていたとのことでした。
昨日持ってきたカーディガンを早速着て寝ていて、寒いことはなかったはずですが……。
母によると、体は寒くはないが、風が冷たい感じがしていて、暑いのか寒いのか分からなかったとのことでした。
この日のリハビリでは、先生に体を支えてもらいながら棒から手を離して10数えたとのことで、本人も満足そうでした。
また、私が持参した新聞社の大きなカレンダーを見て、「これだけ大きいとよく見える」と喜んでいました。
「もう6月19日だよ」と教えると「早いなぁ、まだ6月の初めかと思っていた」などと言っていました。
ラジオも時々聴いているらしいので、電池を替えておきました。その他には、夜暗くなると怖いなどとも話していました。
面会時はベッドにいることがほとんどですが、前の日からカテーテルを外しているので、日中はトイレなどでも起きて行くのかもしれません。
そのためか、体力にも少しずつ自信が出てきたようで、話を続けるうちにどんどん元気になってきました。
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