久々の会話
食事もあまり取らずに、人を避けるような動きをしながら寝ていたのが2日続きました。
そのような状況の中、2018年5月31日は不安一杯で面会に行きました。
この日は、タオルケットを掛けて枕をお腹に乗せて寝ていました。
眠っていると思い、しばらく左手を握っていると、何か話しました。
聞いてみると、水を飲みたいとのことでした。
看護師さんが茶色い液体の入ったコップを持ってきてくれましたが、母は目が開かずコップを持とうとはしますが、なかなか持つことができませんでした。
やはりあまり食べていないようで、そのためかうまく体を動かせないようでした。
先生の話では、点滴も自分で外したりするので、していないとのことで、栄養不足なのは確かでしょう。
ただ、この日は精神的には落ち着いていて、会話ができました。
「今日は5月31日で、明日からは6月だよ」と教えると、「そう、早いねぇ」と、か細い声ながらも答えてくれました。
かみ合った会話は骨折で入院していた時以来で、久しぶりでしたが、ここでは家の花のことを話す程度に留めておきました。
意識は少し戻ってきたように思えましたが、しっかり食べられるようになるかどうか、が最大の心配になりました。
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