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2020年3月 5日 (木)

リハビリ

子供の頃に聞いた話です。母は運動が苦手で、体育の成績が良くないために学校の先生になれなかったとのことでした。そんな母が90歳で足を骨折し、手術後にリハビリをすることになりました。

年齢のこともありますし、運動があまり好きではない母がどこまで回復するのか、とても心配でした。

病院でリハビリを始めてしばらくして、家族に状況を見てほしいとのことで、見学することになりました。内容は、左右の手すりをつかんでその間を5メートルほど歩くものでした。

真剣な表情の母が、両側の手すりをつかんで車椅子から立ち上がりました。母は手すりをしっかりとつかみ、慎重でゆっくりながらも確実な足取りで向こう側まで行き、そのまま往復しました。想像以上の回復と、母の神妙な顔を見て私は感動しました。

病室に戻って母に「緊張していたの?」と聞くと、「緊張するわよ」と言いながらも笑顔を見せてくれました。

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