情報公開は民主主義の前提
国民投票法案も成立し、改憲を争点に参院選を戦い圧勝し、あとは戦後レジームからの脱却へ一直線。と、勝手に予定していた安倍政権ですが、もはやヨレヨレです。その上、人の迷惑もかえりみず、一週間の延命措置を施しました。
そんな安倍政権に改めて「NO」を突き付けるチャンスが、7月29日の参議院選挙です。
すでに数多くのブロガーの皆様が天木直人氏を応援しています。
私もまた、天木氏を応援しています。ただ、他の方とは理由が少し違うかもしれません。
天木氏は公約の一つに「情報公開とオンブズマン的な役割」を挙げています。私が彼を応援したい最大の理由はこの点です。
この点だけしっかりやってくれればいい、とさえ思っています。
もちろん、「9条を護る」とか「官僚の不正を許さない姿勢」など、他にも共感できる部分はたくさんありますが。
私が情報公開を最重要視しているのは、それが民主主義の前提として不可欠だ、と考えるからです。主権者である国民が政策を判断する上で必要だからです。
しかしながら、難しいのは情報公開は程度の問題だ、ということです。
現在の政府ももちろん情報公開をしているわけです。政府広報もありますし、政府広報のようなマスコミもあります。問題は、それが国民にとって十分なものかどうかです。
ほとんどの方が、不満を持っていると思います。
国民にとって必要で十分な情報公開。
それが実現されるために天木氏に期待します。どんどん情報を公開していただき、それを基に国民一人一人が考える。そういう国になればいいと思っています。
そのようになって初めて、国民主権といえるでしょう。
私は以上のような理由から、天木氏を応援しています。
そして、ひとりでも多くの方が、自分で考え、自分なりにベストの選択をして、ぜひ投票に行ってほしいと思います。
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