日記・コラム・つぶやき

2020年8月15日 (土)

熱中症にも注意

15日午前9時45分ごろ、愛知県豊橋市にあるビニールハウス内で、女性(101)が倒れているのを家族が発見し、119番した。女性は搬送先の病院で死亡した。豊橋市消防本部によると、熱中症の疑いがある。
 同消防本部によると、女性は自宅近くのビニールハウス内に干していた洗濯物を取り込んでいたという。
 愛知県によると、15日午後3時までに県内で女性を含め計54人が熱中症の疑いで救急搬送された。
[2020年8月15日 共同通信]
このところ暑い日が続いています。今日も最高気温が39℃を超えたところもあります。室内でエアコンを使っていても日中は効きにくい感じがしますし、ましてビニールハウスは危険です。101歳の女性が熱中症で亡くなりました。もうしばらくはこのような暑い天気が続くとのことです。新型コロナに熱中症も加わって、医療従事者の方々はますます大変な状況だと思います。ブルーインパルスは飛ばせませんが、感謝しかありません。

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2007年12月 9日 (日)

事故のないのが当たり前

このブログの左サイドに交通機関の情報などを表示するブログパーツがあります。
その中では、鉄道の運行状況も扱われていますが、それを注目していますと電車の遅延の理由で多いのが人身事故なのです。

ちょうど1カ月前の11月9日にダイヤの乱れも政治の責任という記事の中で、最近鉄道の人身事故が多いのではないかと書きました。
今月に入って、12月1日から7日までの一週間にasahi.comで取り上げられた人身事故の記事の見出しを集めてみました。


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東海道線、一部で一時運転見合わせ 人身事故で 愛知(12/07)

JR青梅線、一部で一時運転見合わせ 踏切で人身事故(12/07)

京王線で一時運転見合わせ、千歳烏山駅で人身事故(12/07)

小田急線が一時運転見合わせ 成城学園前駅で人身事故(12/06)

千代田線、一時運転見合わせ 明治神宮前駅で人身事故(12/06)

JR中央・総武線各駅停車に遅れ 人身事故で(12/05)

横須賀線で人身事故 一時運転見合わせ(12/05)

朝の京浜東北線、人身事故で遅れ 11万人に影響(12/05)

JR東海道線、運転を再開 原駅で人身事故(12/04)

東急田園都市線で人身事故 一時運転見合わせ(12/04)

西武新宿線が運転再開 人身事故で遅れ(12/03)

長野新幹線が男性はねる 1400人に影響(12/01)

JR京葉線、一時運転見合わせ 新浦安駅で人身事故(12/01)

地下鉄有楽町線、運転を再開 市ケ谷駅で人身事故(12/01)

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これらはおそらく、関東周辺の事故だけだと思われますが、毎日のように2~3件あります。
そして、これだけの数の事故が起きると、事故を目撃したり、事故車両に乗っていたりする可能性も高くなります。

幸い私自身はそういう経験はありませんが、いつもブログを拝読している津久井進弁護士が、ご自身が乗車していた電車で人身事故に遭遇した記事を書かれています。http://tukui.blog55.fc2.com/blog-entry-555.html#more

この国では年間に3万人以上の人が自殺によって亡くなっています。
私自身も人身事故のニュースにも慣れてきたように感じます。
ただ、ニュースは他人事のように事故を扱いますが、その裏には一人一人の人生があることを忘れてはいけません。


言うまでもありませんが、電車は人が飛び込むために走っているわけではありません。
これだけ、人身事故が多いこの国の現状は異常です。
こんな状況が当たり前のようになっていいはずはありません。

それにしても、電車の運転手さんにとっても大変な時代になりました。

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2007年7月 1日 (日)

生まれ変わりを信じますか?

テレビのワイドショーに新聞記事を紹介するコーナーがあります。最初に始めたのはテレビ朝日の「やじうま新聞」という番組だったと思います。スポーツ新聞を買う余裕のなかった当時、スポーツ新聞の記事を紹介してくれるその番組を楽しみにしていました。
今では、ほとんどのテレビ局でそのようなコーナーがあります。中には、夕刊紙まで紹介するものもあります。

そこで気になるのが、誤報の場合どうするのだろうか、ということです。新聞もテレビで流されるつもりで記事を書いてはいないし、テレビも裏を取って放送しているわけでもないでしょう。余計なお世話でしょうが、気になります。

また、最近テレビでよく見かけるのが占いです。占いは見る方も「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という感覚で見ていますから、それほどの害はないかもしれません。
ただ、テレビで放送するようなことでしょうか?

今、テレビによく出る占い師といえば、細木数子氏ですね。彼女は、占い師兼自民党の応援団として活躍しています。ただ、好き嫌いは別にして、あくまでも占いだけならば、視聴者の見方次第だということでしょう。

私がより問題だと思うのが、いわゆるスピリチュアル・ブームというものです。
江原啓之氏や美輪明宏氏が「生まれ変わり」について話します。彼らの話の中では、「生まれ変わり」は当然の前提なのです。
それについては、私にはよく分かりません。非科学的なことは言うな、とは言いません。信じるのは自由だと思います。
ただ、テレビで流す番組として適当なのかどうか、ということです。

先日、安倍総理がみのもんた氏やテリー伊藤氏のラジオの番組に出演しました。権力の側もメディアの力を利用したいわけです。ですから、メディア側がしっかりしないと簡単に介入されてしまいます。

安倍政権は、何にでも気軽に介入してきます。
かなり異常なことですが、当然のことだと思っているようです。
テレビやラジオの関係者は、高い意識を持って番組づくりをしていないと、徐々に不自由な番組づくりを強いられていくでしょう。

特に、視聴率至上主義の現在では、内容は二の次のようですから要注意です。
メディアへの期待が大きいからこそ、苦言を呈してみました。

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2007年6月24日 (日)

値下げが怖い?

私は若い頃にパニック障害のような症状になり、それがきっかけで一時期ニート的生活をしていました。また、生来の無精者です。そんなことからか、仕事をするようになってからも、休日は家でゴロゴロして過ごすことが多かったのです。

そんなある日雑誌を見ていると、一枚の写真に目が止まりました。それは深々と雪が降る渡月橋の写真でした。今でも続いていますが、JR東海の「そうだ 京都、行こう。」という広告だったのです。
それを見て、私は思いました。「そうだ、京都行こう!」
もう10年は前のことです。

ただ、当時は仕事の関係で連休が取れないため、土曜日の夜行バスで行き、翌日の夕方の新幹線で帰るというハードな観光旅行です。新幹線での往復より8000円ほど安いこともあり、行きはバスにしました。
夜行バスはその時に初めて乗りました。

ちょうど桜が見ごろの時期で天気も良く、、最初に行った嵐山の桜が見事でした。また、バスも思ったより快適で、私は京都旅行にハマってしまいました。
その後、5年くらいは毎年8~10回行っていました。今でも1年に1~2回行きますが、往復は新幹線を使っています。
そのため、夜行バスは最近乗っていませんでした。

先日、知人が夜行バスを使いたいというので、久々にネットで調べてみました。
驚きました。
規制緩和によるものか、今では複数の会社が京都行きのバスを運行しています。中には、半額のものまであります。まさに格安です。
確かに有難いことではありますが、あまりに安いと勝手なもので逆に心配になりました。

少し前のことですが、長野県のバス会社が事故を起こしました。運転手が無理をしていたようです。格安運賃の裏には、過酷な労働条件があった、ということでしょう。

バブルの頃までは、物の値段が下がるとは思いもしませんでしたし、もし下がることがあれば、それは消費者にとって嬉しいことだと思っていました。
ところが実際に下がってみると、新たに不安な点が出てくるわけですね。

やはり、どのようなものにもそれなりの適正な価格がある、ということでしょう。

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2007年6月17日 (日)

自分の立場は自分で

私の子供の頃のヒーローは、長嶋茂雄でした。当然、熱狂的な巨人ファンでした。それは、長嶋が監督になり、その後解任されるまで続きました。今ではその熱もかなり冷めましたが、それでも巨人戦を見るときには、やはり巨人に肩入れしてしまいます。スポーツを冷静にみるのは、なかなか難しいものです。

昨年の8月に福岡で起きた交通事故の初公判が 6月12日に開かれました。
この事故は、追突された車の子供3人が死亡し、原因は酒を飲んで運転していた加害者の側に100%あると思われるものです。
テレビでこのニュースを取り上げた後、司会のみのもんた氏は、
「われわれも被害者の立場に立って考えないといけません。」と、発言しました。
彼にとっては何気ない、場をつなぐためだけの言葉だったかもしれません。もしくは、彼の本音かもしれません。

みのファンのお嬢様方は、この言葉に「うんうん」とうなずくことでしょう。でも私にはちょっとひっかかりました。

この事故の加害者は、一方的に責められても当然な無謀運転をしました。また、被害者はひたすらお気の毒で、かわいそうなご家族です。ただ、ニュースの送り手と受け手は、ほとんどがこの事故とは直接関係がない第三者なのです。みの氏のいう「われわれ」とは、この第三者のことだと思われます。

私は、第三者がどういう立場に立とうと自由だと思っています。確かに感情的には誰もが被害者に同情するでしょう。ただし、それは自然な感情からであって、ニュースの司会者などの送り手側がどうこう言うことではないのです。

みのもんた氏の司会は、何事にも決めつけることが多いですね。司会者が立場を鮮明にすると、分かりやすさとか、親しみやすさなどが出るのでしょう。でもその立場に同意するかどうかは、受け手の自由であるはずです。

スポーツを見る時は立場を明らかにして、熱い眼で見た方が盛り上がります。
対してニュースは、送り手の意図に左右されずに、自分で考え判断するために冷静な眼で見ていきたいものです。

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