いわゆる一つの時代の終わり
今日は、メジャーリーグでオールスターゲームが行われます。日本人選手も3人出場します。私が熱狂的な野球ファンだった30年前と比べて隔世の感があります。
スポーツは実力の世界ですから、日本野球のレベルも上がったと、素直に喜んでいます。
日本の野球界は、ずっと読売巨人軍というチームがリードしてきました。かつては、唯一の全国区の人気チームでした。そのため、野球界のルールも巨人軍が思うように作ってきた歴史があります。
しかし、最近ではパ・リーグのチームが地方に本拠地を移し、それぞれの地域で人気を博し、その反面巨人の人気が落ちてきています。
3年前からは、セ・パ両リーグによる交流戦も始まるなど、日本の野球界も巨人一辺倒ではない新しい時代に入ったと言えそうです。
かつて、政界と野球界を関連させて、自民党が巨人で、社会党が阪神だ、と例えられたことがありました。
阪神は今でも元気ですが、社会党は現在社民党となり、かなり小さくなってしまいました。
自民党と巨人は、長期低落傾向ということで、いまだに連動しています?
今までの自民党は、これまでの巨人と同様に、多数を武器に好き勝手をやってきました。危なくなると選挙制度を自党に有利に変えるなどして生き延びてきました。
しかし、今のところ今度の参議院選挙は、いよいよ自民党を惨敗させるチャンスのようです。
スポーツは実力の世界です。名選手だった、長嶋茂雄氏や野村克也氏の息子たちも、プロ野球選手にはなりましたが、選手として一流にはなれませんでした。
その点政治の世界は、怪しげです。実力もよくわからない2世や3世の世襲候補 (名前はあげません) が、議員になるだけでなく、大臣にまでなってしまいます。
もちろん世襲がすべて悪いわけではないですが、何代も政治家という家系は明らかに普通の国民とは違います。
政治家の実力は測りがたいものですが、少なくともおかしなことはおかしいと、投票行動で示しましょう。
そのチャンスが7月29日の参議院選挙です。
いわゆる一つの時代が終わることを望みます。
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