生まれ変わりを信じますか?
テレビのワイドショーに新聞記事を紹介するコーナーがあります。最初に始めたのはテレビ朝日の「やじうま新聞」という番組だったと思います。スポーツ新聞を買う余裕のなかった当時、スポーツ新聞の記事を紹介してくれるその番組を楽しみにしていました。
今では、ほとんどのテレビ局でそのようなコーナーがあります。中には、夕刊紙まで紹介するものもあります。
そこで気になるのが、誤報の場合どうするのだろうか、ということです。新聞もテレビで流されるつもりで記事を書いてはいないし、テレビも裏を取って放送しているわけでもないでしょう。余計なお世話でしょうが、気になります。
また、最近テレビでよく見かけるのが占いです。占いは見る方も「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という感覚で見ていますから、それほどの害はないかもしれません。
ただ、テレビで放送するようなことでしょうか?
今、テレビによく出る占い師といえば、細木数子氏ですね。彼女は、占い師兼自民党の応援団として活躍しています。ただ、好き嫌いは別にして、あくまでも占いだけならば、視聴者の見方次第だということでしょう。
私がより問題だと思うのが、いわゆるスピリチュアル・ブームというものです。
江原啓之氏や美輪明宏氏が「生まれ変わり」について話します。彼らの話の中では、「生まれ変わり」は当然の前提なのです。
それについては、私にはよく分かりません。非科学的なことは言うな、とは言いません。信じるのは自由だと思います。
ただ、テレビで流す番組として適当なのかどうか、ということです。
先日、安倍総理がみのもんた氏やテリー伊藤氏のラジオの番組に出演しました。権力の側もメディアの力を利用したいわけです。ですから、メディア側がしっかりしないと簡単に介入されてしまいます。
安倍政権は、何にでも気軽に介入してきます。
かなり異常なことですが、当然のことだと思っているようです。
テレビやラジオの関係者は、高い意識を持って番組づくりをしていないと、徐々に不自由な番組づくりを強いられていくでしょう。
特に、視聴率至上主義の現在では、内容は二の次のようですから要注意です。
メディアへの期待が大きいからこそ、苦言を呈してみました。
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コメント
私は、父の生まれ変わりです。せがれもやはり、私の生まれ変わりです。おっと、まだ、私は死んでいませんが。なかには、徳川家康の生まれ変わりと称する人もいるでしょう。恐れ多くも、仏陀やキリストの何とやらもいっぱい居ますよね。なんか、ここの「そもそも どーなの」いいな。なんで、ぼんやりしてタラ、こんなこと書いてしまいました。失礼しました。
投稿: 吉岡 | 2007年7月 3日 (火) 18時26分
吉岡様
いつもコメントありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
投稿: もそもそ | 2007年7月 4日 (水) 09時35分