政治をあきらめるな
いつも拝見しているブログの一つに はじめの一歩 というブログがあります。今年の4月の東京都知事選挙では、浅野史郎氏を応援し、ブロガー自らが積極的に活動されていました。私も大変羨ましく思ったものでした。
そちらのブログに当時の浅野氏の演説の一部が紹介されていましたので、そのうち二か所だけ取り上げてみます。
3月25日に開催された「勝手連大集会」に於いて、48人の勝手連の方々の1分間スピーチを聞いての言葉です。
48人の1分間スピーチを聞いてしまった.
聞かないほうがよかったものもあるかもしれない.
全部実現できるわけではない.
でも考えることはできる.
当然のことですが、全員の要望を実現できるわけではありません。それでも、そういう意見もあることに配慮することは必要だ、ということだと思います。
少数派,弱者,被差別...人権派知事でいこうと思う.
当たり前,取り立てて言うことでないと思っていたが,
争点になる.
政治に携わる者が、人権を大切にする。浅野氏にとっては当たり前のことを、いちいち口に出して言わなければならない。
それだけ現在の政治が人権を蔑ろにしている、ということでしょう。
実は、私は浅野氏が都知事候補として名前があがるかなり前から、浅野氏が立候補してくれないかな、と思っていました。
とはいえ、浅野氏のことはほとんど何も知りませんでした。ただ、宮城県が情報公開度ランキングでいつものように1位だということを知っていました。
つまり、情報公開度ランキングで失格している東京都民としては、ランキングが上がるとどのような都政になるのか興味があったわけです。
残念ながら、浅野氏は敗れました。
ですから、私の興味は、まだ謎のままです。
それでも、情報公開は民主主義の前提であると信じています。
政治は弱者のためにこそあるべきです。
浅野氏や私たちにとっては当然のことなのです。
でも、分かっていない人もいるようです。
永田町や都庁などに、そういう人たちがたくさんいます。
当り前のことが分からない人は代えましょう。
そして大事なことは、
「政治をあきらめない。」
ということです。
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コメント
こんにちは.
ご紹介いただきありがとうございます.ドタバタいろいろやってるだけで,どうも成果は今ひとつなんですが,今後ともよろしくお願いします.
投稿: はじめの一歩 | 2007年7月 7日 (土) 20時54分