改革とはなんだ
私がいまだによく分からないのが「改革」という言葉です。
自分なりの解釈では、対米従属、金持ち優遇、弱者負担増、地方切り捨てなどの政策の総称と考えています。
小泉前首相や安倍首相は否定するかもしれませんが。
下の記事は昨日の読売新聞の夕刊に掲載された「よみうり寸評」というコラムです。
安倍首相や自民党の方々が否定しても、これこそが「改革」の成果だと思いますが‥‥。
「おぎゃーと生まれてから亡くなるまで一生かかわる厚生労働行政に全力を尽くしたい」――舛添厚労相の新任の弁だが細かく言うと「おぎゃーと生まれるその前から」が現実だ◆奈良県内から救急搬送された妊婦が、同県と大阪府などの9病院で受け入れを断られ、救急車内で死産した。途中で交通事故にも遭っている。同県では昨夏も19病院で転院を拒まれた末に妊婦が死亡したケースがあった◆「この1年、何も改善されていないということだ」と昨年、妻を亡くした夫。悲劇の教訓が生かされていない。奈良で不幸が続いたが、妊婦のたらい回しは全国的な問題だ◆産科医の不足、病院の産科撤退が背景にある。出産を扱う医療機関は1993年の4286施設が2005年には3056施設に激減した◆県境をまたいだ搬送は日常化している。少ない病院を円滑に使えるシステム作りが急務だ。地方では特に深刻、北海道根室市に常勤の産科医は不在で、緊急時や出産の際は120キロ離れた釧路市の病院へ◆〈案ずるより産むがやすし〉に疑問符がつく当節だ。
[2007年8月30日13時55分 読売新聞]
読売新聞は「改革」を支持しているはずですが、この事態は「改革」とは無関係だと考えるのでしょうか。
風が吹くと桶屋が儲かるかどうかは定かではありませんが、産科医の減少が出産数の減少と関係があることは容易に想像できます。
もちろん「改革」が意図して産科医を減らしたのではないでしょうが、現状のまま何も手を打たなければ、事態は悪化するばかりです。
これは、地方の生活が厳しくなっていることの一例に過ぎません。
今後は郵政の民営化も本格的に始まり、さらに地方の生活は厳しくなっていくものと思われます。
それこそが「小泉改革」の成果でしょう。
安倍首相は参院選後、続投するにあたり、「政策は支持されている」と言っていながら、今では「地方にも目を配る」とも言っています。
これからはあらゆる面で、いろいろと修正が必要になると思われます。
現在の問題点に目を向けて、政策を改めるのは悪いことではありません。
ですから、安倍首相にはこれからは地方や弱者に配慮しながら「改革」を進めていただきましょう。
それでも「改革」と呼べるのか分かりませんが‥‥。
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コメント
10リットルまでの水しか入らないバケツには、11リットルの水は入りきれません。
1リットルの水がこぼれてしまった事で、周囲の人間が「なんだこのクソバケツ!」と足蹴にしたら、
バケツが凹んで、10リットル入れられたはずの物が、9リットルまでしか入らなくなりました。
…っていうのが、今の日本の医療崩壊(ていうか、マスコミによる医療破壊)の現状。
教訓とかそういう以前の問題。
…。
……。
………。
…マスコミの医療破壊は大成功ですね。
http://punigo.jugem.jp/?eid=500
http://punigo.jugem.jp/?eid=495
http://punigo.jugem.jp/?eid=491
投稿: 都筑てんが | 2008年12月25日 (木) 20時59分