公明党は中選挙区制を望む
先月の参議院選挙後、3回にわたって選挙制度に関して取り上げました。
以下がその記事です。
7月31日 すべては選挙制度から
8月1日 民主350議席、自民89議席
8月3日 しつこく選挙制度
これらの中で、私は現在の選挙制度の欠点として何点か挙げました。
- 民意と議席数の差が大きい
- 党内の執行部が強力になる
- 少数政党に不利
- 一党が圧勝する
以上の点などが考えられます。
そこで私は、特に少数政党の政治家や支持者の皆様に「比例代表制」の範囲を広げるように声をあげろと、提案しているのですが、弱小ブログの身の上では誰にも相手にしてもらえず、マスコミでも選挙制度に関して、政治家や有識者などの声をほとんど聞きませんでした。
しかし昨日、公明党の太田代表が参院選の敗因分析や衆院の選挙制度について発言をしました。
残念ながら、このブログを見たわけではなさそうです。
公明党の太田代表は24日、衆院の選挙制度について「中選挙区制にすることが非常に大事なことだ」と述べ、中選挙区制を復活させるべきとの考えを示した。
太田氏は、参院選の公明党の敗北は「基本的にとばっちりだ」と述べた上で「政策を勉強し、実績を上げてきたことが、ばんそうこうを張った人が出たら一瞬に吹き飛んでしまう」と指摘。小選挙区ではさらに「風」が選挙結果に影響を与えるとの考えから「小選挙区制は政権交代を可能にするというが、ポピュリズム(大衆迎合)になる」と述べた。
公明党は99年秋に自自公連立政権に参加する際に中選挙区制の復活を求めており、太田氏の発言はこうした党の考えを改めて強調したものだ。
一方、太田氏は、民主党との連立を組む可能性については「現時点ではない。自公連立であくまでいこうということは固まっている」と述べた。
[2007年8月24日21時45分 asahi.com]
太田代表が「中選挙区制」に戻したいのは、「中選挙区制」では公明党より小さい政党はほぼ消滅し、自民も民主も単独で過半数は難しく、かつ公明党が第三局として自民か民主と連立政権が組める、という読みからでしょう。
確かに「中選挙区制」にすれば、そのようになりそうです。
しかし、太田代表惜しいです。
何が惜しいかというと、他党は「中選挙区制」には賛成しないと思われるからです。
自民と民主は「小選挙区」を増やしたいと考えていますし、少数政党は「中選挙区」には乗ってこないでしょう。
つまりここでは、太田代表は「比例代表制」を唱えるべきだったのです。
「比例代表制」を唱えれば、少数政党も賛同するでしょうから、世論を巻き込んで選挙制度の改正を大きな流れに出来るかもしれません。
その中で自民、民主と協議し、妥協案として「中選挙区制」を持ち出す。
あとはあなたの実力次第です。
うまくすれば「中選挙区制」が復活します。
夢のような話ではありますが、万一「比例代表制」になったとしても、「比例代表制」も公明党にとっては悪くない制度ですから、騙されたと思って少数政党を誘ってみたらいかがですか?
私が公明党のことを書く機会も今後あまりないでしょうから、太田代表の発言の中で気づいたことを一つだけ。
政権を担う責任政党の代表が、参院選の敗因は 「基本的にとばっちりだ」などと、自分の責任を回避して他人のせいにしてはいけません。
教育上良くないです。
宗教上も良くないです。
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受信: 2007年8月26日 (日) 20時48分
» 公明党は中選挙区制にならないと連立解消できないのね!+朝原、準決勝に&世界陸上 [日本がアブナイ!]
また今朝、記事を書いていたワードパッドが、コピペをしようとした
瞬間ビヨ~ンと消えた~。(ノ_-。) wake wakan-ne~
<今、喜八さんのアドバイスに基づき、テキストエディターなるものを
研究中。>
それで、フテ寝したら、何だかコンコンと眠ってしまった。さすがに
クーラーなしに、この酷暑で生活しているので夏バテしてるのかな~。
<30cmサイズの小さなタテ型扇風機が活躍中。>
でも、昨夜の世界陸上は、男子100mの朝原選手が2次予選を突破
して、準決勝に進出した... [続きを読む]
受信: 2007年8月26日 (日) 22時32分


![ベンジャミン・フルフォード: 暴かれた[闇の支配者]の正体](http://ec1.images-amazon.com/images/I/01lple68fqL.jpg)






コメント
はじめまして
トラックバック送信がうまくできない様子です。公明党の太田さんの戦術のまずさはご指摘の通りだと思います。
私は、中選挙区比例代表併用制を提案しています。これは、ドイツの小選挙区比例代表併用制における小選挙区制を中選挙区制に置き換えた制度ではありません。
中選挙区比例代表併用制を提案する
http://kaze.fm/wordpress/?p=164
中選挙区制の中に比例代表制を埋め込んだ点でドイツのとは逆の制度です。
「そもそも」、共産・社民など少数政党の抹殺政策である小選挙区制を支持しながら野党共闘を、という民主党の姿勢は本物ではありません。
票数の上ではほとんど与野党互角なのですから、死票の出ない選挙制度なら無理なく野党は勝てるのです。
民主党はあくまでも自民の存続を前提にした保守二大政党制を目指したいのでしょうか。これは民主党の致命的な矛盾です。
ここにきて、自民の方からも中選挙区制の話が出てきました。そこそこ生き延びることができればいい、という段階なのでしょう。
これに民主が同調しないか、これが今後問題となるところです。
小沢・福田事件の教訓(2):民主党は「大連立」のための中選挙区制ではなく、「野党連合」を促進する比例代表制ベースの選挙制度改正を
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/65724855.html
投稿 OHTA | 2007年11月11日 (日) 18時10分
OHTA様
こんにちは、コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。
中選挙区比例代表併用制。なかなか複雑ですね。頭の中で考えるよりも実際にやってみると分かりやすいのかもしれませんね。
いずれにしても、死票の多い小選挙区制は問題ですが、小さな政党の人たちが真剣に考えているように見えないのも歯がゆいところです。
投稿 もそもそ | 2007年11月13日 (火) 15時26分