弱者は死ねという社会
私も半世紀近くこの国で生きてきました。そこそこ日本の政治の流れも知っているつもりです。小泉政権以降、明らかに嫌な方向へ進んでいますね。よくいう言葉ですが、「昔はこんなではなかった。」
これが実感です。
以前の記事 値下げが怖い? で少し書きましたが、私は大学に入学して1~2か月後に帰宅する電車の中で、パニック障害のような症状になって以来、引きこもりがちの生活になりました。(精神病というほどではなくとも、多少障害があったのかもしれません。)
その後就職してからも長続きしないことが多く、何度か職場を変わりました。
ただ、何処も特別な理由があって辞めたというよりも、職場の雰囲気や人間関係が嫌になってきたり、飽きてきたりして辞めました。
まあ、私が我儘だということですが、子供の頃から組織というものに、なじみにくかった気がします。
高校時代は、いわゆる進学校というところでしたが、どこかよそよそしい雰囲気で、あまり楽しくなかったですね。自分自身が勝手に楽しめば良かったのでしょうが、周りに流されやすい性格のためか、難しかったです。
今となって思えば、早いうちに何か職人のようなものを目指せば良かったかな、などと思っています。
そうこうするうちに、私自身が年をとり、日本の経済もバブル崩壊後は景気が良くないので、思うような就職もできず、失業していることも多かったわけです。
一般的な評価でいえば、私は社会的な敗者であり、ダメなやつ、ということになりそうです。
そんな私が、ここまで何とか生きてこられたのは、両親のおかげです。両親ともまだ健在ですので、ここまで甘えられたと思います。そして、私の行動に関して、何も言わずに見ていてくれました。いろいろと思うところはあったと思います。ただ、私にとっては有難かったです。ひたすら、感謝するばかりです。
甘い親だという見方はあるでしょう。子供にはもっと厳しくしろ、ということも言えると思います。ただ、私の場合を振り返ってみますと、失敗した際に厳しい言葉を言われていたら、どこかで絶望していたかもしれません。
甘さと厳しさ、どちらが正解だったか今では分かりませんが、おそらく、どちらか一方だけが正解ということではないのでしょう。
世の中には、二者択一でどちらかだけが正解というものは、少ないと思います。
また、正解かどうかに対する評価も難しいものです。
ほとんどの場合、二者択一ではなくその間には、かなり広い幅があります。
甘さと厳しさ、両者を時・場面・人などの条件により、さまざまな程度で組み合わせて適用する、柔軟性のある社会が良い社会なのではないでしょうか。
今の日本の政治は、弱者にとってますます厳しいものになっています。
弱者向けの予算が切り捨てられるだけでなく、何でも自由競争が良いこととされています。自由競争では、強者が勝ち続けます。
弱者には身体的弱者だけでなく、精神的、経済的など目に見えにくいさまざまな弱者がいます。
そういった人たちが絶望しないで生きていける日本になるように、政治を変えていかなければなりません。
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コメント
7/21渋谷で聞いてたけど安部総理も若いけど頑張ってんだからちょっとは多目に見ろよ
国民が選んだ人なんだからみんなで支えないでどうする
投稿: あ | 2007年7月22日 (日) 17時32分
あ様
こんにちは。
私の考えでは、一国の総理に対して若いから云々というのは、却って本人に失礼のような気がします。あくまで私見ですが。
コメントありがとうございました。
投稿: もそもそ | 2007年7月22日 (日) 22時49分